My Sharona(マイ・シャローナ)/The Knack(ザ・ナック)
この曲、やたらと「マイ、マイ、マイ…」を連呼していますが、だからといって別に麻衣さんや舞さんのことを歌っているわけではありません。
こちらの歌の主人公は、その後に続く「シャローナ」さん。
タイトルの原題をロック風に訳すと、「俺のシャローナ」という言ことになるのでしょうか。
ザ・ナック(The Knack)は1978年、アメリカはロサンゼルスで結成されたロック・バンド。
そんな彼らの唯一無二のヒット曲がこの曲、『My Sharona(マイ・シャローナ)』です。
ヒット曲がこれ1曲しかないもんだから、70年代~80年代の洋楽に詳しい方にしてみれば、「ナックといえば一発屋」「一発屋といえばナック」といった具合に、彼らにとってはとても不名誉な代名詞がくっついてまわるわけです。
いわゆるこれは、日本の歌謡界で言うなら円広志みたいな位置づけ。
一発屋といえば日本の歌謡界だけかと思いきや、海外にもそういったアーティストが存在したわけですね。
とはいうものの、この曲が収録されているアルバム『ゲット・ザ・ナック(Get The Knack)』は、母国アメリカではプラチナ・ディスクを獲得。
そのクオリティの高さから、なぜ一発屋に終わってしまったのか、と疑問視する人もいるくらい(私がそうです)。
それだけに、ちょっともったいなかったバンドでありました。
80年代以降も、解散と再結成を繰り返しながら地道に活動は続けていたのですが、2010年にはボーカルのダグ・フィーガーが他界。
それにより、原題に至るまでバンドは活動停止状態となっております。
1979年6月23日に初登場86位。
同年8月25日より6週連続1位を記録しています。
PVバージョンはちょっと短めですが、見ての通り、当時は「ビートルズの再来」として売り出していたそうです。
和訳版はこちら。
<<音時さんによる和訳はこちら>>
こんな動画もありました。
コメント
2 件のコメント :
この曲には驚かされました。
「悪ガキ」風?のスタイルで、曲は単純ながらクセになるというか、一度聞いたら忘れられないビックリする曲でした。新人ながら年間チャートもNo.1でした。ちょっと衝撃が大きすぎたのか、後が続かなかったですね。
>星船さん
しれっと新しいブログを始めたにもかかわらず、わざわざリンクまで貼っていただき、ありがとうございます。
ところでこういったインパクトの強い曲って、洋楽に免疫力のない中高生にとっては、最初は拒否反応を起こしたりしませんか?。
私もそうでした。
初めてこの曲を聞いたのが、たしか『ミュージック・トマト・ワールド』だったかな。
その番組でいきなりこの曲が流れた来た時には、「なんや、この曲は、早よ終われ」って思ったものです。
ちなみに、この手のタイプに近い名曲といえば、プリンスの『ビートに抱かれて』ですかね。
あれはプリンスの見た目やPVにもインパクトがありましたから、最初の拒否反応は相当なものでした。
コメントを投稿