「フィーバー」という言葉は、今やパチンコ業界でしか使われなくなりましたが、70年代から80年代初頭にかけては、「フィーバー」といえば「ディスコで朝まで踊りあかそうぜ!」という意味になるようです。
もちろん今となっては、平成・令和の若者は「フィーバーしようぜ」なんて言葉は使わないし、それを使えばセンスを疑わるどころか一種の変人扱いされそうです。
そう、「フィーバー」という言葉は、若者言葉としては完全に死語になりましたが、パチンコ業界ではいまだに使用されているという、意外としぶとい流行語だったわけであります。
そんな「フィーバー」という言葉を、しぶとく定着させたのが、1977年の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』。
この映画で、あのジョン・トラボルタを一躍有名にしたことでも知られています。
そしてこの映画のサントラも大ヒット。
そのサントラからの2枚目のシングルとして、リリースされたのがこの曲。
当初はこの曲、シングルカットされる予定はなかったそうなのですが、ラジオ局へのリクエストが殺到したため、急遽シングルとしてリリースされることになったとか(Wikipediaより)。
ダンス・ミュージックとしてのテンポは、今の令和の時代に合うかどうかはわかりませんが、ビンテージものとしては、十分に聞く価値があるかと思われます。
ところで、、このビー・ジーズでボーカルをとっているバリー・ギブは、どことなくサッカー日本代表のラモス瑠偉に似ていると思うのは、私だけでしょうか。





初登場は1977年12月10日の65位。
翌78年の2月4日より、4週連続1位を記録。


12月31日はビルボードがお休みのため、データがありません。


<<音時さんによる和訳はこちら>>


ところで、この『サタデー・ナイト・フィーバー』。
6年後の1983年には、続編も制作されています。
そのタイトルはズバリ、『ステイン・アライブ』
監督は、『ロッキー』シリーズでお馴染みの、あのシルベスター・スタローンです。
こちらがそのテーマ曲。
歌っているのは、スタローンの実弟のフランク・スタローンです。
個人的には、どっかの金融会社のCMを思い出してしまいますが。