1980年代、もっとも重要なクリスマス・ソングといえば、やっぱりこの曲でしょうか。
Band Aid(バンド・エイド)の『Do They Know It's Christmas?(ドゥー・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?)』。
この曲は、クリスマス・ソングの幅を越え、のちに様々な方面で影響を与えました。
この楽曲を機に、翌年には『ウィー・アー・ザ・ワールド』を生み、『サン・シティ』をうみ、そしてライブ・エイドを生みました。
まさに80年代のチャリティ・ブームの火付け役というのが、この曲です。
ところで、このプロジェクト「バンド・エイド」発足のきっかけが、Wikipediaに掲載されていたので、それを引用させていただくと以下の通り。

当時、ミッジ・ユーロの妻でコメディ作家としても有名だったアナベル・ジャイルズが手掛けていたテレビ番組にブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフがゲストで出演したことがあった。番組の収録後、夫に電話をかけたアナベルが、ボブが近くにいることを伝えると、ミッジがボブと電話を替わってくれないかと言い出した。ボブとミッジはそこで電話を通して会話を始めたが、その際の雑談の中でテレビで見たアフリカの飢餓問題について話題が上った。ボブが以前からこの問題についてあるアイデアがあることをミッジに伝え、これをきっかけにして「バンド・エイド」の構想が二人で練られることになった。


引用元:Wikipedia|バンド・エイド

テレビ番組での会話の流れから派生し、それがきっかけで、「80年代のウッド・ストック」ともいうべきライブ・エイドへとつながるわけですから、本当に何がどうなるか分からんもんですね。

ところで、このプロジェクトは何度かメンバー・チェンジを繰り返しながら再始動していますが、2014年には30周年を記念したバンドエイド2014が再始動しています。
このころになると、もう顔ぶれもかなり変わってきているのですが、私がなにより驚いたのが、U2のボーノが30年前とまったく同じパートを歌っていたということ。
浮き沈みの激しエンタメ業界で、30年間第一線で活躍しているということは、本当に凄いことです。





初登場は1984年12月22日の65位。
翌年1月19日に最高13位を記録。

※12月29日はビルボードがお休みのため、データはありません。

<<最高13位を記録したときのヒットチャートはこちら>>
(星船さんのブログより)

<<音時さんによる和訳はこちら>>


2014年版です。