Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)/Queen(クイーン)

2023年2月11日土曜日

 

洋楽紹介のブログを運営していると、どうしても外してはいけないアーティストというのが存在します。
そのひとつが、やはりクイーン(Queen)です。
こういうのを運営していると、もうミーハーだなんだと言ってられないんですね。
そんなクイーンの代表曲と言えば、これまたミーハーで挙げられる『Bohemian Rhapsody』。
初めてこの曲を聞いた人の中には、カルチャー・ショックを受けたファンも少なくないようです。
ところで私は、その年齢から察するに、本格的にクイーンを知ったのは後追いです。
もちろん1980年代の代表曲である『Radio Ga Ga』(レディー・ガガはここから来ている)で、その存在そのものは知っていましたが、本格的に聞くようになったのは、二十歳を過ぎてから。
そのころはじめて『Bohemian Rhapsody』を聞いたときには、一瞬、ジョー中山さんの『人間の証明』と勘違いしました。
おそらく、あのCMがよほど印象に残っていたんでしょうね。
ところで、クイーンは日本でも何度かブームになっていますが、一番最近のクイーン・ブームは、やはり2018年の映画『ボヘミアン・ラプソディ』。
この映画は、彼らのライブの再現度がハンパないと話題になりましたが、私のようにレコードとライブのギャップに驚かされた人間としては、ちょっと見に行くべきかどうか、かなり迷いました。
結局、見に行かなかったのですが…。
やはりクイーンの魅力はなんと言っても、その重厚なハーモニー。
それをライブで再現できないとなれば、ちょっと物足りなさを感じてしまいます。




初登場は1976年1月3日の81位。
同年4月24日より2週連続9位を記録しています。



<<最高9位を記録したときのヒットチャートはこちら>>
(星船さんのブログより)


こちらがその『人間の証明』のCMです。




実はこの『Bohemian Rhapsody』、先述した同名映画からさかのぼること26年前の1992年に、『ウェンズ・ワールド』という映画で起用され、その年にもリバイバル・ヒットしています。
その時のチャートアクションはこちら。
1992年3月21日に初登場81位(こちらも81位です)。
同年5月9日には最高2位を記録しています。



ちなみに、映画『ボヘミアン・ラプソディ』が大流行した2018年には、同年11月17日に最高33位を記録しました。


ところでこの曲、曲が曲だけにカバーのしがいがあるのか、いろいろなアーティストやユーチューバーがこの曲のカバーや完コピに挑戦しています。
そんな色んな「ボヘミアン・ラプソディ」の中で、なぜか私がツボだったのは、こちらの完コピ「ボヘミアン・ラプソディ」。
多重録音でここまで再現できるのは、すごいです。



にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ洋楽へ
にほんブログ村

にほんブログ村 音楽ブログ 洋楽へ
にほんブログ村

コメント

6 件のコメント :

ローリングウエスト さんのコメント...

小生は初期クイーンⅠ~Ⅲ(高校時代)に嵌りまくっていました。デビュー曲「キープ・ヨア・セルフ・アライブ」(1973)、高校1年生に初めて当曲に遭遇、その溢れる疾走感・素晴らしさに衝撃感が走ったことが忘れられません。キラキラ光るピアノイントロから壮大展開するヒットナンバー「輝ける七つの海」(1973)、3rd名盤「シアー・ハート・アタック」からは高級コールガールを歌った「キラー・クイーン」(1974)(皆様ご存知の有名曲)、よかったな~。その後「オペラ座の夜」あたりからクイーンとは離れていきましたが、あの映画は素晴らしかった!3回見ましたよ。デビューの頃からの名曲から「ナウ・アイム・ヒア」(1974) も含め一般的に知名度マイナーな初期3名盤(戦慄の女王、Queen II、シアー・ハート)の4名曲(RWが最もクイーンに嵌った時代)が最初から映像に続々と流れてきたので即この映画に嵌り込んでしまいました。

240 さんのコメント...

こんにちは。
この曲、確かにライブでの忠実な再現は困難ですが、そこは流石クィーン、間奏のオペラの部分はテープを廻すことで対応し、ライブ・バンドとしての迫力を発揮する演奏…、実にカッコいいなあと感じます。
この曲は静と動のコントラストが最大の魅力で、それをたった4人で見事に表現している凄いライブ演奏かと思います。
名曲ですね~。

かんた さんのコメント...

>ローリングウエストさん

『クイーンⅡ』といえば、あのアクセル・ローズが「死んだら棺の中に入れてくれ」といったアルバムですよね。
あのアクセルにそういわせる彼らも、凄いといえば凄いです。

かんた さんのコメント...

>240さん

そのライブ映像、見たことあります。
思わず、「そんなの、ありなの?」って思っちゃいましたけど…
クイーンの重厚なハーモニーといえば、『ボヘミアン・ラプソディ』に限らず、『キラー・クイーン』や『伝説のチャンピオン』『愛にすべてを』etc.がそうですね。
あれをCD(レコード)で聞いた日にゃぁ、感動しまくったものですが。
その後、『ライブ・キラーズ』と『ライブ・マジック』で、「あれあれ、CDと全然違う」ってなったわけです。
やっぱ、クイーンの全盛期をリアルタイムで知らないと、どうしてもそうなってしまったんでしょうかね?

星船 さんのコメント...

この曲を初めて聞いた時には、ホントにカルチャーショックを受けました。
クイーンのことは、「キラー・クイーン」が、すでに日本でも大ヒットしていましたので、結構なファンだったのですが、この曲が、まさかクイーン、4人のロックグループが歌い、演奏している曲だとは、驚きましたです。ロックにのめりこむきっかけとなった曲でもあります。今でも、この曲を上回る衝撃を受けた洋楽は、ないかもしれません。

かんた さんのコメント...

>星船さん

私がクイーンを本格的に聞き始めたのが、90年ごろでしょうか。
きっかけはほんの気まぐれだったのですが、その入門編で購入したのが『グレイテスト・ヒッツ』(例の黒ジャケットのやつ)です。
いきなり『ボヘミアン・ラプソディ』で度肝を抜かれ、続く『地獄へ道連れ』『キラー・クイーン』と怒涛のラッシュ。
これでもう、完全に打ちのめされてしまいました。
結局、このアルバムを購入したその日に、もう一度拝聴。
1日で2度聞きしたアルバムは、おそらくこれだけだと思います。