I'd Do Anything For Love (But I Won't Do That)(愛にすべてを捧ぐ)/Meat Loaf(ミートローフ)
ジム・スタインマンといえばミートローフ、ミートローフといえばジム・スタインマン、といった具合に、この2人、切っても切れない縁であります。
何しろ音時さんによると、前に紹介した『渚の誓い』や『愛のかげり』は、もともとミートローフのために書かれたものらしいです。
ただし、どういうわけかわたくし、ミートローフの声があまり好きではないんです。
それだけに、彼の代表作である『地獄のロック・ライダー』を聞いたときも、全曲ジム・スタインマン作曲であるにもかかわらず、今ではほとんど聞く機会がありません(購入前まではあれほどワクワクしたのに)。
これは逆にいうと、音楽ってそれほど歌い手によって左右されるということでしょう。
そんなスタインマン+ミートローフの黄金コンビの楽曲の中で、私が強く印象に残っているのが『愛にすべてを捧ぐ(原題は『I'd Do Anything for Love(But I Won't Do That)』)。
全米№1を獲得したというだけあって、このコンビの楽曲中では一番よく聞いたナンバーです。
12分という長丁場のこの曲は、スタインマンの本領発揮といったところですね。
ちなみに『地獄のロック・ライダー』を聞いたときの第1印象は、「クイーンとブルース・スプリングスティーンを足して2で割ったようなアルバム」でした。
ということは、もしかしたらこのアルバム、フレディ・マーキュリーにボーカルを担当してもらったほうが、私には合っていたのかもしれません。
初登場は1993年9月18日の68位。
同年11月6日より5週連続1位を記録しています。
ところで、ミートローフという変わった名前の由来ですが、どうやら彼は少年時代はロックが好きなくらい少年だったことから、「ドジでのろま」という意味を持つこのあだ名がついたそうです。
その一方で、アメリカン・フットボールの選手でタックルが得意だったとか(Wikipediaより)。
たしかに、あの体格からすれば、想像はつきますが。
そのミートローフは、2022年に他界。
どうやら新型コロナに感染していたようです。
<<音時さんによる和訳はこちら>>
こちらはサム・ベイリーといいう人のカバー・バージョン
私のように、彼の声があまり好きでない人間は、カバーの方がしっくりくるようです。
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