おそらく80年代のPVの中で、もっともインパクトを与えたPVといえば、これかもしれません。
現実の女性が三次元と二次元の世界を行ったり来たり。
今の漫画オタクの世界観を、そっくりそのまま映像化したようなPVです。
この『テイク・オン・ミー』を歌っているa-haは、1982年にノルウェーで結成されました。
非英語圏のアーティストが全米1位に輝くのは、当時としては異例でした。
そんな彼らの代表曲がこちら。
この曲の原型は、a-haのメンバであるポール・ワークターとマグネ・フルホルメンがかつて在籍していたユニット・ブリッジズの時代にに書かれました。
ブリッジズ解散後には、現在のボーカルとなるモートン・ハルケットを迎えて、『テイク・オン・ミー』を完成させるのですが、これが不発。
ワーナー・ブラザース本社の全面協力で再録音されたのが、現在の『テイク・オン・ミー』となるわけです。
ちなみに、この曲でいつも話題にされるのがこのPVですが、そのPVでモートンの相手役に出演している女性は、当時の本物のガールフレンドだったそうです。

さらに余談になりますが、当ブログのプロフィールで触れている2009年に開設していたブログでは、幾人かのブロガーさんともコメント欄での交流がありました。
そのブロガーさんの中には、「友人がa-haのメンバーと付き合っていた」なんてブロガーさんもおられました。
一体どういった経緯でそうなるのか気になるところだったのですが、何分プライバシーにかかわることなので、込み入ったことは聞けませんでした。





和訳版はこちら。



<<音時さんによる和訳はこちら>>


初登場は1985年7月13日の91位。
同年10月19日に1位を記録しています。

※19856年1月4日は、ビルボードがお休みのためデータはありません。



<<1位を記録したときのヒットチャートはこちら>>
(星船さんのブログより)


こちらが、不発に終わったほうの『テイク・オン・ミー』です。
たしかに、これじゃぁ…。




この曲は、いろいろなアーティストによってカバーされていますが、その中でも私がダントツでお気に入りなのは、やはりコレ!
海外のユーチューバーさんによるカバーのようです。