One(ワン)/Metallica(メタリカ)
先日、知人らと一緒にメタリカを聞いていたら、思わずこの曲を思い出してしまいました。
といっても、私はそれほどメタリカを聞き込んだ、というわけでもないのですが…。
メタリカは1981年、アメリカはロサンゼルスで結成されたヘヴィ・メタル・バンドです。
ラーズ・ウルリッヒ(Dr)が、ジェイムズ・ヘットフィールド(Vo,G)との出会いがきっかけで、バンドの母体が出来上がったとされていますが、当初、ラーズはテニスの選手を目指していたという意外な経歴もあるようです。
この曲『One』は、彼らにとって4枚目のアルバム『...And Justice For All(邦題は『メタル・ジャスティス』)』からの3枚目のシングル。
バンドの中心メンバーであるラーズが、1970年の映画『ジョニーは戦場へ行った』に感銘を受けのがきっかけで出来上がったというこの曲。
そのため、彼らの初のPVとなったその作品には、同映画の場面もふんだんに盛り込まれています。
それほど硬派でシリアスな内容だったからか、その反響も大きく、彼らにとっては初めてビルボードのTOP100にランキングされ、YouTubeのPVの動画再生回数も8月29日時点で2億9700万回以上と言われています(Wikipediaより)。
さらにリリースされたその年度には、新しく新設されたグラミー賞のヘヴィメタ部門の最優秀賞を獲得しています。
もともと、彼らの扱うテーマは、自己の内面や死、孤独、狂気、核戦争、司法システムの矛盾、表現の自由といったシビアなものが多く、他のメタルバンドとは少々一線を画すバンドとも言えます。
ちなみに、これによく似たバンドにメガデスというのがありますが、こちらの方は残念ながら、メタリカほど聞き込んだというわけではないので、よくわかりません。
ただこのメガデスというバンドは、もともとメタリカに所属していたギタリストのデイヴ・ムステインが同バンドを解雇され、その後に結成されたのがメガデスだということです。
この事実、先日、知人から聞かされたときにはちょっとビックリしました(そんなこともわからんかったんですね)。
余談ではありますが、現在、外タレのように活躍しているマーティ・フリードマンも、もともとメガデスネスのメンバーです。
※映画『ジョニーは戦場へ行った』の原作者ダルトン・トランボは、もともとアメリカ共産党員だったこともあり、使用されている映画のセリフの中には、それが反映されている箇所もあります。
オフィシャル版はこちら(字幕なし)。⇒⇒⇒
初登場は1989年2月18日の76位。
同年4月8日に最高35位を記録しています。
ところでそのメタリカといえば、かつて放映されていた『タモリ倶楽部』の名物コーナー、「空耳アワー」でも、なぜか多く取り上げられていました。
そんなメタリカの"空耳"名作4連発をどうぞ。
※メタリカ空耳の名作中の名作です。
コメント
4 件のコメント :
メタリカはまだじっくり聴き込んでいないんですよね。何か食わず嫌いで避けていた感じですが、この年齢になって挑戦してみると何か新発見があるかも・・!
ローリングウエストさん、コメントありがとうございます。
>何か食わず嫌いで避けていた感じですが
それ分かります。
私も食わず嫌いが祟ってか、この年齢になっても、いまだにヒップ・ホップを積極的に聞こうとは思わないです。
これが10代だったら、なんなく自分の中に取り込めたかもしれませんが。
ちなみにそのメタリカですが、私が所持しているのは、通称『ブラック・アルバム』と『ロード』です。を持っ対訳を読みながら彼らの音楽を聞いていると、なかなか奥が深いものがありますよ。
かんたさん、こんばんは。
空耳アワー。大好きでした。
このバケツリレーの回はとても覚えているのですが、
私のメタリカ体験はもしかすると、空耳アワーなのかもと
思えてきましたよ(笑)
みんさん、コメントありがとうございます。
空耳アワーッて、意外と下ネタも多かったりしませんか?
たまにYouTubeの「外国人の反応」動画で空耳アワーのネタをやっている動画があるのですが、「女性がコレ見て笑っちゃだめでしょ」ってのがチラホラあったり。
ちなみに、最後の「千代田生命」のやつは、アルバム『メタリカ』(通称:ブラック・アルバム)の1曲目に収録されていて、よく聞いていました。
ただ、この空耳に関しては、まったく気づきませんでしたけれど。
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