凄くベタベタな選曲になってしまいますが、9月といえばやはりこの曲!
タイトルが『September(9月)』なだけに、やはりこの曲は外せません。
っていうか、「なんで去年の9月はこの曲を選ばなかったんだ!」ってお叱りを受けるぐらいの定番ソング。
アースの楽曲の中では、商業的に最も成功した楽曲のうちのひとされています。
ところでこの曲、もうご存知の方もおられるとは思いますが、タイトルは『September』であっても、舞台は実は12月。
「9月のあの日のことを、覚えている?」と12月に問いかける内容となっています。
それゆえ、舞台が12月ということもあって、「September」でありながら、"隠れクリスマス・ソング"としてこの曲を取り上げる人も少なくないようです。
しかも、「9月のあの日」もしっかり日付指定されていて、その「あの日」とは9月21日。
この曲を作曲したモーリス・ホワイトによれば「単なる語呂合わせ」ということですが、その一方で、彼の妻のマリリン・ホワイトの出産予定日だったという説もあったりです。

さて、ここで話題を変えて、アース・ウインド&ファイヤーの誕生秘話を簡単にご紹介。
1969年、アメリカはシカゴで、モーリス・ホワイトが母体となるソルティ・ペパーズというユニットを結成したのが始まりでした。
1970年には活動拠点をLAに移します。
そのときにユニット名も、ソルティ・ペパーズから現在のアース・ウインド&ファイヤーとなります。
なお、ユニット名の由来は、モーリス・ホワイトの占星図には土(Earth)と空気(Air)と火(Fire)の要素が強いかことからEarth, Wind & Fire(土・風・火)と名付けたらしいです(Wikipediaより)。
なお、彼らはファンクやソウルを奏でるユニットでありながら、2000年にはロックの殿堂入りを果たしています。




初登場は1978年11月18日の79位。
翌年2月10日に最高8位を記録しています。

※12月30日はビルボードがお休みのためデータはありません。


<<最高8位を記録したときのヒットチャートはこちら>>
(星船さんのブログより)


和訳版はこちら



<<音時さんによる和訳はこちら>>
※余談ではありますが、リンク先のコメント欄には、この『セプテンバー』に関する、ちょっとユニークなエピソードを記載させていただきました。
もし興味のある方は、ぜひご拝読を。


こちらは2004年に行われた、シカゴとのジョイント・ライブの模様です。
まさに、ジャンルの垣根を越えた共演です。