【祝・南アフリカ優勝!】You Can Call Me Al(コール・ミー・アル)/Paul Simon(ポール・サイモン)

2023年10月29日日曜日

 

今年のラグビーW杯は、南アフリカの連覇で幕を閉じました。
といっても今回のW杯、日本では前回ほど盛り上がらなかった、といいうのが私の印象です。
なんでも前回の決勝戦「南アフリカvsイングランド」の観客動員数は、同じく日本で行われた2002年のサッカーW杯決勝戦「ブラジルvsドイツ」の観客動員数を上回っていたというのですから、驚きです。
今回ご紹介するのは、そんな南アフリカにちなんだ楽曲『コール・ミー・アル』です。
歌っているのは、ご存じポールサイモン。

「ポール・サイモン? どっかで聞いたことがある名前」
「サイモンとガーファンクル(サイモン&ガーファンクル)のポール・サイモンだよ」
「えっ!? サイモンとガーファンクルって、2人組だったの!」
これ、本当にあった話です。
サイモン&ガーファンクルといえば『コンドルは飛んでいく』などでおなじみの、60年代から70年代にかけて大活躍したデュオ・グループですが、私たちは彼らのことを口頭で伝える時は「サイモン&ガーファンクル」ではなく「サイモンとガーファンクル」がほとんどです。
そのため、洋楽に疎い人の中には彼らのことを「サイモント・ガーファンクル」だと思い込んでいた方もいらっしゃったようです。
それはともかく、この曲『コール・ミー・アル』は、ポール・サイモンのソロ時代の代表作『グレイスランド』からのシングルカット。
当時、アフリカの音楽に興味を持っていたポールが、南アフリカのミュージシャンたちとの協力で制作され、1986年度のグラミー賞を受賞しています。
本家のサイモン&ガーファンクルよりも先に、ポール・サイモンのソロを紹介するのも変な話ですが、アフリカ音楽の独特のリズムにポップ・ミュージックを融合させた秀作として、ぜひ聞いて欲しい1曲ということと、やはり先ほどのラグビーとのタイミングもバッチリあって、してそうさせていただきました。
ちなみに、アルバムタイトルの『グレイスランド』とは、テネシー州メンフィスにある、エルビス・プレスリーの邸宅のことだそうです。



<<音時さんによる和訳はこちら>>


ポール・サイモンからの影響受けすぎ?
小沢健二の『ぼくらが旅に出る理由』では、『コール・ミー・アル』の一部のフレーズが、そっくりそのまま引用されています。
よっぽど、この曲が気に入ったんでしょうね。




こういう曲は、ライブで聞いた方がいいかな。




収録アルバムのタイトルチューンの『グレイスランド』はこちらです。



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