It's a Long Road(イッツ・ア・ロング・ロード)/Dan Hill(ダン・ヒル)
サムネ画像を見ると、一瞬、ビリー・ジョエルか? と勘違いしてしまいそうですが、そうではありません。
こちらはご存じ、シルベスター・スタローン主演の人気作『ランボー』(第1作目)の主題歌です。
『ランボー』のテーマ曲ということもあって、出だしの部分の
♪It's a Long Road~
が、
♪It's a Rambo~
に聞こえたりもしました。
歌っているのは、ダン・ヒルというカナダ人の歌手。
彼は1970年代に1曲だけ、全米3位を記録する大ヒットを飛ばしていますが、それ以降は、鳴かず飛ばずだったとか。
そんなダン・ヒルではありますが、実はこの曲、意外にも隠れた名曲だったりするわけです。
ベトナム帰還兵の孤独と挫折、そしてトラウマ。
彼の渋みのある歌声が、この映画のテーマの演出をさらに引き立ててくれます。
作曲は『オーメン』や『エイリアン』、『スター・トレック』などの映画音楽を置手がけたジェリー・ゴールド・スミス。
彼はこの映画でも、音楽を担当しています。
インストゥルメンタル・バージョンはこちら。
意外と、こちらの方が有名だったりして。
コメント
4 件のコメント :
ダン・ヒルのこの曲、久し振りに聴きました。そういえばランボーのテーマ、ダン・ヒルが歌ったものがありました。ダン・ヒルについては、名曲"Sometimes When We Touch"が大ヒットして以来、ずっとヒットが出ていなかったのですよね。久しぶりにこの映画で彼の名前を聞いたのでした。その後、Vonda Shepardとのデュエット"Can't We Try"で突然復活してまたまた驚きました。
ダンヒルは1977年「ふれあい」が大好きで毎日聴いていました!まさにこの曲だけの1発屋だとばかり思っていたのですは「ランボー」の主題歌を歌っていたとは初耳!こんなところでも頑張っていたんだな~!嬉しい情報提供に感謝です。
(PS)ロキシーミュージック特集をやっていますのでまた覗いてみて下さいませ。
>星船さん
『Can't We Try』、ググりました。
リリースが1987年ということですから、『ランボー』から数えて5年目ということになりますね。
それゆえ、ダン・ヒルといえば『ランボー』のイメージが抜けきれなかったのか、こちらのデュエット・ソングは、完全に「そっち路線」といった感じでした。
>ローリングウエストさん
私はまったく逆で、この記事を投稿するまでは、ダン・ヒルといえば『ランボー』しか知りませんでした。
そんでもって、この『ふれあい』を知ったときは、「へぇ、こんな曲も歌ってたんだ」って、ちょっとビックリです。
おなじダン・ヒルでも、『ふれあい』のほうは『ランボー』というよりは、『ランボー/怒りの脱出』のエンディングに近いイメージですね。
コメントを投稿