この曲もレゲエのジャンルに認定するのは、少々微妙ですが、やはりこの曲が繰り出すリズム感は、レゲエを連想せざるを得ません。

ところで1970年代のイギリスでは、パンク・ロックが一種のムーブメントを巻き起こしていた時代でした。
セックス・ピストルズやザ・クラッシュなどが、その代表例。
10年程前に、その特集をNHKかなにかでやっていたのですが、それによると、そんなパック・ロックも終焉を迎えるころには、パック・ロックを基盤としていたミュージシャンは、レゲエ・ミュージックに回路を見いだして行ったのだそうです。
なるほど、社会の鬱積をしたためたのがパンク・ロックならば、レゲエに走ってしまうパンク・ロッカーも必然と言えるかもしれませんね。
パンクで派生したポリスも、結局、彼らのデビュー曲は『ロクサーヌ』というレゲエ調。
そしてパンクを原点とされるカルチャー・クラブも、やはりそのいくつく先は、レゲエ・ミュージックになっても何の不思議でもないはず。
ちなみにWikipediaでは、彼らのジャンルの欄には、堂々と「レゲエ」の文字が記載されていました。

そんなカルチャー・クラブですが、1981年にイギリスはロンドンで結成されました。
当初は、ボーイ・ジョージのその女装ファッションも大いに話題に、世間の度肝を抜きました。
PVでは、そんなボーイ・ジョージを見て驚く場面も見受けられますが、これは彼の女装と関係あるのでしょうか?




初登場は1982年12月4日の80位。
翌年3月26日より3週連続2位を記録しています。


1月1日はビルボードがお休みのため、データがありません。


和訳版はこちら。


<<音時さんによる和訳はこちら>>

もうすっかり免疫力がついた?
当初は驚いた、最近のボーイ・ジョージです。




この人、絶対、最近のボーイ・ジョージを意識しているよね。