このブログを始める以前からお世話になっていた音時さんと星船のブログでは、意外にもフーターズとアウトフィールドの食いつきが良いようです。
こんなことを言えば失礼かもしれませんが、この両バンドは、80年代にはマイナーな人気を誇っていたイメージがあっただけに、ちょっと意外でした
なにを隠そう、かく言う私も、この両バンドはお気に入り。
そして今回ご紹介するのは、後者のアウトフィールド。
1985年に結成された彼ら。
メンバーは、ギターのスピンクス、ジョン・ベース&ボーカルのトニー・ルイス、ドラムのアラン・ジャックマン。
その爽やかなサウンドと野球用語をバンド名に冠していることからアメリカのバンドと勘違いしてしてしまいそうですが、なんと彼らはイギリスのバンドでした。
実は彼らのデビュー当時は、そのサウンド+バンド名と出身地のギャップも、大いに話題になったものです。
そんな彼らの代表作は、なんといっても1986年に大ヒットして出世作となった『ユア・ラブ』。
こちらは収録アルバムともに大ヒットしたのですが、やはりセカンドの『Bangin'』も忘れ難い1枚。
ファーストの『プレイ・ディープ』のセールスに比べれば、断然、見劣りしますが、彼らの人気の源となっている爽やかで青春を思わすサウンドは、セカンドでもきっちりと継承されていました。
その『Bangin'』からのファースト・シングルがこの曲『Since You've Been Gone』。
当時は『遥かなる想い』という邦題がついていました。
先述したとおり、この曲でも、相も変わらぬ爽やかでポップなサウンドが生き生きとしています。
アウトフィールドといえば、『ユア・ラブ』や『オール・ザ・ラブ』の方が何かと注目されがちですが、こちらの曲もなんのなんの。
彼らの隠れた名曲です。





初登場は1987年6月13日の80位。
同年9月19日に31位を記録。




音時さんによる、その他のアウトフィールドの記事はこちら
星船さんによるアウトフィールドの記事はこちら。
ちなみに、ジョン・スピンクスとトニー・ルイスは亡くなられています。


アルバム『Bangin'』の1曲目はこちら。
今までのイメージを覆すような哀愁路線ですが、それでもやっぱり聞けば聞くほど、彼らのサウンドなんですね。




タイトルは『Bangin' on my heart』とですが、事実上、アルバム『Bangin'』のタイトルチューンといっていいでしょう。
オープニングのギターのリフが、一瞬、『ユア・ラブ』を思わせます。




『Since You've Been Gone』といえば、どうしても「こちらを思い出す」という方もおられるでしょう。
私の場合は、アウトフィールドの方を先に知ったので逆でした。