Jump(ジャンプ)/Van Halen(ヴァン・ヘイレン)
コロナ療養明け一発目の投稿は、景気よく行きましょう!!
ヴァン・ヘイレンというアーティストの名前は知らなくても、あの飛び跳ねるようなシンセサイザーのイントロなら誰もが聞いたことがある、という方も多いと思われます。
そう、あの独特のシンセサイザーのイントロを使った楽曲こそ、今回ご紹介するヴァン・ヘイレンの『ジャンプ』という曲。
あの独特のシンセサイザーのイントロと、ボーカルのデビッド・リー・ロスがサビの部分での「Jump!」の絶叫は、もしかしたら一度聴いたら忘れられないかもしれません。
リリースは1984年。
そしてこの曲が収録されているアルバムは、1984年の1月1日にリリース。
しかも、アルバムタイトルが『1984』。
ジョージ・オーウェルの小説のタイトルに似たようなものがありましたが、こちらの方はそれとは全くの正反対。
底抜けに明るいロックンロールなアルバムに仕上がっています。
しかも、「1984年の1月1日に『1984』なんて、ヴァン・ヘイレンっぽくって良い」なんていう人もいたりして、ここらあたりも彼らの底抜けの明るさを物語っているんでしょうか。
ちなみに、この曲でシンセサイザーを演奏しているのは、エディ・ヴァン・ヘイレン。
ギター界のカリスマだった彼がこのアルバムでいきなりシンセサイザーを演奏してしまったものだから、ファンとしてはビックリ仰天。
シンセサイザーの導入で、このバンドがロックから離れていったと危惧する人もいるみたいで、それがきっかけでバンド内にも亀裂が生じたそうな。
実際、このアルバムを皮切に、ボーカルのデビッド・リー・ロスはバンドを離れています。
それでも、全米ヒットチャートは5週連続の第1位。
やはりこれは、彼らの代表曲なわけです。
初登場は、1984年1月14日の47位。
同年2月25日より、5週連続1位を記録しています。
<<1位を記録したときのヒットチャートはこちら>>
(星船さんのブログより)
和訳版はこちら。
<<音時さんによる和訳はこちら>>
星船さんのコメントでも紹介させていただいた(こちらを参照)、アズティックカメラの「全然飛ばない」ほうのジャンプはこちらです。
コメント
4 件のコメント :
こんにちは。
ご無事に復帰されて良かったですね。
コロナはもう風邪みたいなもんですからね。私はまだかかってませんが、ひょっとしたらもうかかっていたのかもしれません。
Jumpはリアルタイムに聴いてましたが、当時はバンドやっている人は誰もがこのイントロをコピーしてましたね。
個人的には「なぜヴァンヘイレンがこんなにシンセを導入したのか?」と不思議に思ったものです。
>240さん
ありがとうございます。
当時はシンセサイザーの導入は、ちょっとしたブームのようになっていませんでしたか?
あのブルース・スプリングスティーンも『ダンシング・イン・ザ・ダーク』で、思いっきりシンセの音をフィーチャーしていましたし。
この曲、まさかのエディ・ヴァン・ヘイレンのシンセサイザーイントロから始まって、まさかの全米No.1、それもまさかの年間6位の特大のヒット。どちらかというと、アルバムアーチストだと思っていましたが、そのシングルでの大成功にはびっくりしました。ただ、曲の中盤には、エディ・ヴァン・ヘイレンの、あの特徴的なギターソロも聞けて、それは良かったです。
久し振りにまたアズティックカメラの「ジャンプ」を聞きましたが、まあ、改めて、歌詞とは全く合っていないバージョンですね。でも癖になりそうなところはあります。
>星船さん
このころは、ちょうど私が洋楽を聞き始めたころなので、当然、ヴァン・ヘイレンというバンドを知ったのは、この曲が最初。
それゆえに、「ヴァン・ヘイレンって、こういう音楽をやるバンドなんだ」って感じでしたよ。
むしろ、その後にリリースされた『パナマ』や『ホット・オブ・ティーチャー』を聞いたときには、ヘヴィメタに免疫力がついていなかった私にしてみれば、「ヴァン・ヘイレンってこんなバンドだったの?」って、びっくりしたほどです。
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