Up On the Roof(アップ・オン・ザ・ルーフ)/The Drifters(ザ・ドリフターズ)
えっ! ドリフターズ(The Drifters)って、あのドリフターズ?
いえいえ、「次行ってみよう!」のドリフターズではございません。
1953年にアメリカで結成された、黒人のコーラスグループのことであります。
ちなみに、ドリフターズのDrifterとは「流れ者」の意味があるそうです。
実をいうと彼らの曲の中で一番有名な曲は、この曲じゃないんです。
映画『プリティ・ウーマン』でも使用された『ラストダンスを私に』。
これが彼らの代表曲です。
おそらく洋楽に詳しい人でも、この曲『Up On The Roof』の存在を知っている人って、限られているのではないでしょうか。
現に私自身もこの曲の存在を知ったのは、ドリフターズのオリジナルではなく、ナイロンズというアカペラグループによるカバーバージョンの方。
オリジナルのアップテンポな曲とは違い、しっとりとしたバラードのアレンジが、けっこう気に入っています。
歌詞の内容も、なかなか意味深で「辛いときに屋根の上に上れば、違った世界が見えて気分がすっきりする」という、なんだか世の中を達観したような内容。
最近になって改めて対訳を読んでみたら、その世界観にビックリです。
ちなみに私は、この曲でroof=屋根という意英単語を覚えました。
なんと、作曲はキャロル・キングだったようです。
初登場は1962年10月13日の120位。
翌年4月1日に最高5位を記録しています。
<<音時さんによる和訳はこちら>>
ナイロンズのバージョンはこちら。
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