Original Sin(オリジナル・シン)/INXS(インエクセス)
INXSと書いてなんと読む?
正解は、「インエクセス」と書いて「インネクセス」と読む、ってややこしい。
しかもよりネイティブに近づけたいのならば、「イネクセス」と発音する人もいるそうです。
でも私が学生の頃は、彼らのことをずっと「インネクセス」と呼んでいました。
これはもはや、ラルクアンシエルのことを「ラルクアンシェル」と発音してバカにされるようなものでしょうか。
ただ、ネイティブな発音だと「シェル」も「シエル」も、どっちも間違えているみたいですけど。
それはともかく、このINXS(ここではこの表記で統一します)は1977年にオーストラリアで結成されたロックバンド。
私の中ではこのバンド、もはやカッコいいバンドの代名詞のようなバンドになっております。
その後、1980年代にはヒット曲を連発するのですが、それらのどれもがカッコいいんですね。
そんな彼らの日本でのスマッシュヒットが、この曲『Original Sin(オリジナル・シン)』というわけです。
ところでこのPV、撮影場所は東京港の晴海埠頭で撮影されたみたいで、そのためでしょうか、演奏しているバックには、お祭りの屋台やデコトラなどが頻繁に登場してきます。
その様子は何だか、その昔、よくハリウッド映画などで登場した「勘違いされてしまった日本」を連想させます。
それだけにこのPV、今見れば、その楽曲のカッコよさとは裏腹に、ちょっとユニークかもしれません。
初登場は1984年の4月28日の87位。
同年5月26日に最高58位を記録しています。
<<和訳はこちら>>
ところで、ファンの間ではよく悩まれるのが、このINXSという変わったバンド名の由来と意味。
ネット検索ではありますが色々調べてみても、詳しい意味が分かりませんでした。
なかには、「遺伝子の名前」なんてのもあったり。
バンドのリーダーである、マイケル・ハッチェンスがいなくなった今、この意味とバンド名の由来は、永遠の謎のようです。
ただ、このINXS(インネクセス、もしくはイネクセス)と同じ発音をする英単語というのが存在していて、それが「In excess」という英単語。
これは、「過度に」とか「過剰に」という意味があるそうです。
そしてもうひとつ、INXSと似たような発音をする単語がIn excelsis。
こちらはインエクセルシスと発音するラテン語で、「高いところに」という意味があるそうです。
合唱団などの経験がある方は、この単語はもう有名で「Gloria in excelsis Deo(グロリア・イン・エクセルシス・デオ)」というフレーズは、讃美歌やミサ曲などではよくつかわれるフレーズです。
意味は、「天のいと高きところには神に栄光あれ」だそうです。
さて、いきなりINXSから話が飛びますが、日本でそんなGloria in excelsis Deoが有名な曲といえば、やはりこの曲です。
そういえば、もうこんな季節なんですねぇ…
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