タイムマシンにおねがい/サディスティック・ミカ・バンド
BGM代わりにしている職場のラジオをつけたら、いきなりこの曲が流れてきたので、「なんで?!」ってびっくりしました(もともとこのラジオ局は懐かしい楽曲を中心に流すのではあるのですが)。
その後に流れてきたYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の『ライディーン』を聞いて、「ああそういうことか」と納得。
そうなんですね、先日(1月11日)、ミュージシャンの高橋幸宏さんが亡くなられたんですね。
しかもこの曲、お気に入りのナンバーであるにもかかわらず、YMOと立て続けに流れるまでは、高橋さんがサディスティック・ミカ・バンドに在籍していたことすら知らなかったという、恥ずかしい事実まで認識されられる始末です。
さて、このサディスティック・ミカ・バンドですが、昭和46(1971)年に元・フォーク・クルセイダーズの加藤和彦さんを中心に結成されました。
結成当初のドラマーは、あの『メリー・ジェーン』でおなじみの、つのだ☆ひろ(当時・角田ひろ)さん。
翌年、そのつのださんに代わってドラマーに招かれたのが高橋さん、というわけです。
その後、高橋さんは解散する75年までドラマーを務められ、再結成した89年(桐島かれんボーカル)、再々結成した06年(木村カエラボーカル)でもドラマーを歴任。
文字通り、サディスティック・ミカ・バンドのドラマーだったというわけですね。
年末には、フリートウッド・マックのクリスティン・マクヴィーが(記事にできずに申し訳ない)、先日はジェフ・ベックが、そして今度は高橋さんが…。
ピアノ(キーボード)、ギター、ドラム、そして次はベースの大御所が…、なんてことだけはやめてもらいたいものです。
そういえば本日(1月17日)は、坂本龍一さんのお誕生日でもあったわけですね。
この曲を聞くたびに、『タイムマシンにおねがい』を連想してしまうのですが。
コメント
4 件のコメント :
小生は加藤和彦というとフォーク・クルセイダーズ「帰ってきたヨッパライ」(オラは死んじまっただ~、天国よいとこ一度はおいで)のイメージでした。加藤和彦の最後は自死で悲しいものでした。サディスティック・ミカ・バンドの曲は「タイムマシンにおねがい」が一番強烈でした。あっ高橋幸宏さんの訃報でした。やっぱ「ライディーン」ですね!三宅裕司のスーパーエキセントリックシアターと組んでコメディ的なアルバムを作っていたころも大好きでした。ご冥福をお祈り申し上げます。
>ローリングウエストさん
私はそれほど高橋幸宏と加藤和彦さんに詳しいわけではないのですが、『帰ってきたヨッパライ』や『ライディーン』など、とても個性的な曲を残されているな、という印象です。
加藤さんの死因については、RWさんのコメントで初めて知りました。
一連の訃報に関しては、もう、本当に勘弁してよ、と言う感じですね。
職場で聴かれたラジオ局、ちゃんとミカ・バンド時代をフォローしたのが立派です。(なんで上から目線やねん。(^_^;)
加藤和彦に関しては、僕は、一連のシリーズ日記を書いています。
その中の最新日記「加藤和彦(のすごさ)が【まるっ】とわかる4曲」のリンクを名前のところに貼っておきますので、時間と気力のあるときにでもご笑覧ください。
そのなかでも「タイムマシン~」採り上げてるので被っちゃってまけどね。(^^ゞ
高橋幸宏のYMO時代と言うと、VO.を取っている「中国女」も人気ですけど、僕は彼の歌声はあまり好きではないので(^_^;、やはり「ライディーン」になっちゃいますね~。
>☆彡ふらんぼうさん
YMO+高橋幸宏だと、どうしても『ライディーン』か『テクノ・ポリス』になっちゃいますよね。
恥ずかしながら、私もこの組み合わせだと、この2曲ぐらいしか知りません。
余談ではありますが、
依頼人:「この曲、YMOのように作ってよ」
請負人:「じゃあYMOに頼めよ!」
となって、適当に作った曲というのが、長州力の入場テーマ『パワー・ホール』だったそうです。
それがプロレス・ファンの間では、1位・2位を争う人気曲になってしまうんですから、世の中、何がどうなるか分からんもんです。
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