Circle Game(サークル・ゲーム)/Buffy Sainte-Marie(バフィー・セントメリー)
ばんばひろふみさんが所属していたフォークグループ、バンバンのヒット曲に、『「いちご白書」をもう一度』というのがあります(作詞作曲は荒井由実)。
最近の昭和歌謡ブームによって、若い人にも浸透し始めている名曲ですが、この歌に登場する「いちご白書」とは、1970年に公開されたアメリカ映画『いちご白書』のこと。
歌の主人公は、学生時代に恋人と『いちご白書』という映画を見に行った思い出を語っているわけですね。
ただ日本の場合、本家本元の『いちご白書』よりも、それを題材にした『「いちご白書」をもう一度』の方が有名になってしまっているため、本家の映画の主題歌はこの曲ではないか、と勘違いしている人も多かったりするのでしょうか?
しかし、実際の『いちご白書』の主題歌はこちら。
バフィー・セントメリーという人が歌っている『サークル・ゲーム』という曲。
かくいう私も、前回の楽曲の記事を書くにあたっていろいろ調べたころ、はじめてこの『サークル・ゲーム』という楽曲を知った次第です。
元々はこの曲、70年代を代表するフォーク・ロック・シンガー、ジョニ・ミッチェルの作詞作曲だったようで、彼女が1970年に正式にレコーディングするまでには、いろんな人がカバーしていた模様。
バフィー・セントメリーもそのひとりで、こちらの方はオリジナルと違いかなりアップテンポ。
それだけに、『「いちご白書」をもう一度』のイメージで聞くと、やや拍子抜けするかも。
それでも、いい曲には変わりないので、紹介することにしました。
<<音時さんによる和訳はこちら>>
こちらがジョニ・ミッチェルのバージョンです。
そしてこの『いちご白書』を題材にしたバンバンの名曲がこちら。
余談ではありますが、この映画の存在を初めて知ったのは中学生のとき。
当時購読していた映画雑誌『ロードショー』の付録についていた『名作映画200選+α』に記載されたのがきっかけでした。
当時はまだ「白書」という言葉を知らなかったもので、『いちご白書』から「いちごハクション」を連想してしまって、ちょっと笑ったのを覚えています。
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