The Boys Of Summer(ボーイズ・オブ・サマー)/Don Henley(ドン・ヘンリー)
この曲、私にとっての80sの"神曲(かみきょく)"です。
そのタイトル通り、ドン・ヘンリーの哀愁漂わせる渋みのある歌声が、過ぎゆく夏の寂しさを際立たせてくれるようです。
それゆえ、「夏のヒットソング集」というようなコンピレーション・アルバムにもこの曲が収録されていて、まさに夏の定番ソングとして、ファンのあいだでも根強い人気を誇っています。
そのようなシーズン・ソングでありますから、本来は、卒業シーズンとWBCで盛り上がっているこの時期に、この曲を取り上げるのは、思いっきり場違いかもしれません。
さらにいえばこの曲、全米ヒットチャートの第5位を記録したのは、1985年の2月9日。
そう、80年代の夏歌として有名な曲ですが、ヒットしたのが冬の真っ只中という、こちらも、歌のタイトルとは全然関係のない時期にヒットした、ちょっと面白い曲でもあったわけです。
85年度のグラミー賞では、最優秀レコードにもノミネートされましたが、惜しくも落選。
ちなみに、その年の最優秀レコードは、USA・フォー・アフリカの『ウィー・アー・ザ・ワールド』でした。
ところで最近、当ブログは、70s・80s洋楽初心者の方々もご覧になってるみたいです。
そんな方々へ、ちょっとしたクイズです。
このドン・ヘンリーという人、洋楽をかじった人ならだれもが聞いたことのある超有名曲を歌っている人です。
さて、それはなんという曲でしょう?
ヒント:
PVを見てもらえればお分かりだと思いますが、声にすごく特徴があります。
そして何より、当ブログでもその曲を…
うわぁ、そこまで言うと、もうほとんど答えになってしまう!
とりあえず正解は後ほど。
初登場は1984年11月10日の63位。
翌年2月9日に最高5位を記録しています。
さてクイズの正解ですが、もう皆さんおわかりですね。
正解は…。
と、言いたいところですが、ここはひとつ当ブログ創成期からコメントしてくださっている常連さんの星船さん、ローリングウェストさん、240さん、☆彡ふらんぼうのどなたかに、正解発表をお願いしてもよろしいでしょうか(速いもん勝ちです)?
もしよろしければ、1週間後(3月18日)の更新以降、こちらのコメント欄でお願いできたらと思っています。
コメント
5 件のコメント :
おはようございます。
ドン・ヘンリーのドラムはあまり好きじゃないんですが、ヴォーカルは味わい深い声ですよね。この曲もヴォーカルが印象的です。
クイズの答えですか…、あまりにベタでそれが答えではなく、裏があるんじゃないかと思ってしまいました(笑)。正解は私以外の方がお答えするとして、個人的には「 One Of These Nights」のドン・ヘンリーが大好きです。
>240さん
ドン・ヘンリーのドラムは、本当に人気がないですね。
私はそこまで気にしていないので、なんとも言えないのですが…。
そういえば「ファンだ」と言っていた昔の知人も、「アイツはドラムが下手くそだ」なんて言っていましたっけ。
ただ、この曲のドラムにおけるビートの刻み方は、好きです。
渋みのある歌声に、耳に心地いいドラムのビート。
このコントラストが、この曲の最大の魅力だと思っています。
>クイズの答えですか…、あまりにベタでそれが答えではなく、裏があるんじゃないかと思ってしまいました(笑)。
いやぁ、なんのひねりもなく、それが答えです。
さらにベタなことを言わせていただくと、そのクイズの答えの楽曲、私にとっての70sの"神曲"です(『ボヘミアン・ラプソディ』じゃなくてゴメンナサイですが)。
両者ともドン・ヘンリー絡みになってしまったのは、単なる偶然です。
ボーイズ・オブ・サマー大好きでした!ドンヘンリー特集早くやりたいのですがイーグルス特集終わってからにしようと思ってもう10数年、次回はホテカリ、次のロング・ラン・・ああいつになるのやら?
>ローリングウエストさん
『ボーイズ・オブ・サマー』の隠れ人気、すごいですね。
あの当時は、マドンナ人気が爆発し、ワム!も絶好調だったので、私の周りでも、こういう曲はあまり話題には上がらなかったです。
すいません、やっぱり私から正解を発表したほうがよさそうです。
正解は…。
そう、『ホテル・カリフォルニア』。
イーグルスですね。
ドン・ヘンリーはイーグルスのドラマーでもあり、かつ、この曲のボーカルも担当した人物です。
それゆえ、彼のことを「ボイス・オブ・ホテル・カリフォルニア」と称する人も。
とりあえず、この曲が最高5位を記録したときのヒットチャートと、和訳は以下の通り。
https://blog.goo.ne.jp/mou-at40-billboard/e/dae8a8d369b76867d3904e5891b6fbf5
http://neverendingmusic.blog.jp/archives/20835827.html
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