Holding Out For A Hero(ヒーロー)/Bonnie Tyler(ボニー・タイラー)
ジム・スタインマンの楽曲の中で、もっとも日本人に親しまれているのがこの曲、『ヒーロー』です。
もともとはこの曲、1984年のケビン・ベーコン主演の映画『フットルース』のサントラに収録されていました。
そしてその曲を、麻倉未稀さんがカバーして、そのバージョンが当時の学園ドラマの金字塔とも言われてる『スクール☆ウォーズ』の主題歌として起用。
ドラマとともに大ヒットとなり、日本ではボニー・タイラーのオリジナルよりも麻倉未稀さんのカバー・バージョンの方が広く知れ渡るようになってしまいました。
事実、学生時代にこのドラマを見ていた今田耕司さんは、「ボニー・タイラーよりも、こっちの方がなじみがある」と言っていたほどです。
ただ、私としては、やはり最初に聞いたボニー・タイラーのバージョンの方が強烈にインパクトに残っているせいか、『スクール☆ウォーズ』は好きになれても、麻倉バージョンの『ヒーロー』は、いまだに好きになれないわけです。
いや、むしろ、ドラマのBGM用にアレンジされた『ヒーロー』が『スクール☆ウォーズ』で流れてくると、「こんなダサい使い方をするなよ」と、文句を言いたくなりました。
ところで、当時そのドラマにラグビー部員の役で出演されていた皆さんは、ロケバスのなかでよくこのオリジナル・バージョンを、松村雄基さんに練習させられていたらしいです。
「このドラマに出演する以上、オリジナルのバージョンも歌えないとダメだ!」ということだったとか。
ただし、このオリジナルの歌詞の内容はというと「アタシを抱きしめてくれるヒーローが欲しい!」というもの。
ラグビー部員がこれを歌っちゃうと、変な歌になっちゃうんですけどねぇ…
やっぱり『ヒーロー』のオープニングは、このベース音から始まるのが一番だなぁ…。
『フットルース』の名場面とともに、どうぞ。
一瞬、ラグビー・ボールに見えた?⇒⇒⇒
<<音時さんによる和訳はこちら>>
初登場は1984年2月25日の84位。
同年4月14日より3週連続34位を記録しています。
<<3週連続34位を記録したときのヒットチャートはこちら>>
(星船さんのブログより)
PVバージョンは、ちょっと短めです。
麻倉未稀バージョンはこちら。
ついでに『スクール☆ウォーズ』のオープニングです。
声のタイプが似ているということで、こんな人もカバーしていました。
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