There Must Be An Angel (Playing With My Heart)(ゼア・マスト・ビー・アン・エンジェル)/Eurythmics(ユーリズミックス)
私はどういうわけかこの曲を聞くと、満開の桜とそこから醸し出す桜吹雪を連想させます。
おそらくこの曲が起用されたCMに、それと似たような場面があって、それが強く印象に残っていたからでしょう。
ただし、そのCMは何だか忘れましたが、たぶん「午後の紅茶」だったと思います。
ユーリズミックス(Eurythmics)は、アニー・レノックスとデイヴ・スチュワートという男女ペアのデュオ。
そしてこの曲『ゼア・マスト・ビー・アン・エンジェル』は、1985年9月22日付の全米チャートでは22位という、微妙な位置にランクインしました。
とはいっても彼らの本国であるイギリスでは1位、ヨーロッパやオーストラリアなのではトップ10に入るほどのヒットを飛ばしています。
こういった好みも、お国柄というか、地域柄が出て面白いですね。
そんな曲ではありますが、実はこの曲、海外よりもむしろ日本の方で人気が高いのではないかと思われます。
何しろこの曲、日本ではいろいろな人がカバーして、さらにCMソングにも起用されたりしています。
とくに有名なCMは、石原さとみさんが出演した花王ソフィーナのCM。
それ以外にもいろいろなところでこの曲が使用されていますから、先ほどのように、私の記憶も曖昧になったのでしょう。
おそらく「午後の紅茶」で起用されたバージョンは、川井郁子さんと東儀秀樹さんによるカバーバージョンだったと思います。
ところで、彼らのグループ名であるユーリズミックスの由来ですが、アニー・レノックスが子どものころ通ったヴァルドルフ学校で学んだ、ルドルフ・シュタイナーが提唱した舞踏芸術(Eurythmyいわゆるオイリュトミー)の授業から来ているのだそうです(HMV&BOOKS onlineより)。
初登場は1985年8月3日の64位。
同年9月21日に最高22位を記録しています。
<<最高22位を記録したときのヒットチャートはこちら>>
(星船さんのブログより)
<<音時さんによる和訳はこちら>>
この曲が使用された、もっとも有名なCMはこちらになります。
こちらは、バイオリニスト・川井郁子さんと雅楽奏者の東儀秀樹さんによるカバーバージョンです。
おそらく、『午後の紅茶』のCMで起用されたのはこちらかと。
ちなみに、アニー・レノックスにはローラ・レノックスという娘さんがいて、彼女も母親同様、歌手デビューを果たしています。
こちらがその、親子共演のようすです。
コメント
2 件のコメント :
小生も今年はユーリズ・ミックス特集をやりますよ~!昨年候補曲を選定したのですが20曲近くあってこんなにもヒット飛ばしていたんだなあと再認識しました。冒頭曲はやはりこの曲ですよね!「スイート・ドリームス」「ヒア・カム・ザ・レイン・アゲイン」も捨てがたいな~!
ローリングウェストさん。
コメントありがとうございます。
ユーリズミックスといえば、やはりその2曲がツートップですかねぇ。
それ以外だと、ストーカー撃退PVがユニークな『Would I Lie to You?』とか、ラテンのリズムが軽快な『Right By Your Side』とか。
ここらあたりも、捨てがたいかな。
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