まさに「肝っ玉母さん」の奮闘ぶりを歌にした楽曲、といったら語弊があるでしょうか?
この曲を元にして、のちに『パタパタママ』が作られた。
…ってのは、私の勝手な想像ですが。
ところでこの曲、もともとはポールが、ナショナル・ジオグラフィックに掲載されていたオーストロネシア語族の母親の記事を見て思いついたのだそうです。

(記事の写真の)彼女がとても誇り高き女性に見えた。僕はそれを一種のマドンナ的な母子像として捉えて、そこには絆が存在することがはっきりと伝わってきたんだ。僕はその写真に影響されて『レディ・マドンナ』を書いた


引用元:Wikipedia|レディ・マドンナ

こう語るポールですが、のちにそのマドンナのイメージをリバプールで働く労働者階級の女性たちに当てはめ、それが転じて彼女たちをたたえる歌に変化したようです(ローリングストーン誌より)。
ところでこの歌詞、そんな"マドンナ"たちの1週間の奮闘ぶりを描いているのですが、なんと、そこには土曜日の様子が描かれておりません。
これ、ただ単なるポールのド忘れだそうです。

アメリカのテレビ番組のために覚えようと思って歌詞を書きだしていたら、土曜日が抜けていることに気がついた。土曜日はさすがのマドンナもパーティーに出かけるんだよ


引用元:Wikipedia|レディ・マドンナ


いかにもポールらしい言い訳です。





初登場は1968年3月23日の23位。
同年4月20日より3週連続4位を記録しています。




<<音時さんによる和訳はこちら>>


やっぱり、コンセプトが共通しているような…。




タイトルが同じということで、あげときます。
やっぱり、日本語か英語かわからないあたりがカッコいいのかな?