Karla With a K(カーラ)/The Hooters(フーターズ)
最近(と言っても3か月ほど前ですが)、プロのアコーディオン奏者の生演奏を聴く機会がありました。
その方の生演奏を見聞きしていたら、なぜかこの曲を思い出しました。
それもそのはずですね、80年代に人気を博した洋楽アーティストの楽曲の中で、これほどアコーディオンをフューチャーした曲って珍しいのではないでしょうか。
といっても、そのプロの演奏家のアコーディオンはかなりラテン気質な音楽だったのに対し、コチラで流れるアコーディンは、まるでフォーク・ダンスでも踊れそうな古典音楽風。
そんな両者の違いはあれど、この『カーラ』のアコーディオンから始まるイントロは、ある意味強いインパクトを与えてくれます。
歌っているのは、フーターズというフィラデルフィア出身の5人組のロック・バンド。
再三登場しているアコーディオンを始め、リコーダー、ピアニカ、ケンタッキー・マンドリンといったように、さながらロックからかけ離れたような楽器を、大胆に使用することでも知られています。
そんな彼らですが、とくに大ブレイクしたとか、ビッグ・ヒットを飛ばした、というわけではないんですね。
過去のビルボードの成績を見ても、『デイ・バイ・デイ』の18位が最高で、ベスト10にも入っていません。
さらにこの曲にいたってはTOP100にもランクされず。
にもかかわらず、80sの洋楽マニアのあいだでは、アウトフィールドとともに、じみ~に人気のあるアーティスト(各音楽ブログを回っていくうちに、そのことを知りました)。
かくいう私も、なんだかんだで、地味にお気に入りのアーティスト。
もっと人気があっても良かったようなものですが、なぜかしらイツでは人気があったそうです。
それでも、2022年現在でも、彼らは精力的に活動を続けているようです。
同楽曲収録アルバム『ワン・ウェイ・ホーム』から、もう1曲。
こちらも、『カーラ』ほどではありませんが、アコーディオンを大胆に取り入れています。
さらに興味を持った方は、こちらもご覧ください⇒⇒⇒
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