こちらも、当ブログで何度か話題に出ている『ユーロビジョン・ソング・コンテスト』で披露された楽曲だったんですね。
曲のタイトルな『ジンギスカン』なら歌っている人もジンギスカン。
さらに収録アルバムも『ジンギスカン』という、まさに「ジンギスカンのジンギスカンによるジンギスカンのための歌」であります。
1980年頃には、この曲がディスコでかかりまくっていたそうなのですが、私の場合、なんといっても運動会のダンス競技。
この曲をBGMに踊ったという記憶のある方も、おられるのではないでしょうか。
そんなジンギスカンは1979年、旧・西ドイツはミュンヘンで結成されました。
しかも結成の経緯がこれまたユニーク。
ボニーMの大ヒット曲『怪僧ラスプーチン』をヒントに、音楽プロデューサーであるラルフ・ジーゲルと作詞家のベルント・マイヌンガーが『ジンギスカン』を制作。
これをユーロビジョン・ソング・コンテストに応募するために集められた6人というのが、ジンギスカンということになります(Wikipediaより)。
すなわち、ここでもまた「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」が登場するわけですね。
このコンテストは、本当に侮れないです。
ただし、このコンテストの結果は4位に終わりましたが、その結果以上に『ジンギスカン』は大いに話題を呼んだそうです。
日本でもオリコンの洋楽チャート5週連続1位に輝きました。
ちなみに、皆さんご存じかと思われますが、モーニング娘。の『恋のダンスサイト』は、この『ジンギスカン』の焼き直しです。
さらに平成20(2008)年には、同じハロー・プロジェクトのBerryz工房が、今度は本家本元の『ジンギスカン』をカバーするという、ユニークなUターン現象が起きました。
それほどまでに、この曲は我々の心の中にしっかりと刻み込まれていた、ということになると思います。





これはもはや、パクリというよりパロディ・ソングですね。




そしてこちらが、Berryz工房の『ジンギスカン』。




そういえばジンギスカンは、同時期にこんな曲も歌っていました。
そう、日本にとっては"幻"に終わってしまった『めざせモスクワ』です。




さすがはジンギスカンともいうべきか。
彼らはこんな曲も歌っていました。
その名もズバリ『サムライ』!
沢田研二か!!