当ブログには「洋楽で世界一周」なるカテゴリーがありますが、この曲『スカイ・ハイ』も、一瞬、そちらのカテゴリに入れようかと、思ってしまいました。
なぜなら、この曲を聞くと反射的に思い浮かべるのが、なぜかメキシコ。
ジグソーってメキシコのグループ?
いえいえ、ジグソーはメキシコとは縁もゆかりもないイギリス出身のロック・バンドです。
結成は1966年といいますから、かなり古い。
そんな彼らに対して、なぜメキシコなのか?
答えは簡単。
私が中学のとき、ちょうどプロレスが大ブームでした。
そのとき、メキシコ出身の覆面レスラー、ミル・マスカラスの入場テーマとして使用されていたのが、この曲『スカイ・ハイ』でした。
血気盛んな時期にプロレス・ブームを体現し、そのときにもっとも印象に残っていたプロレスラーの1人が、メキシコ出身のミル・マスカラス。
その彼の入場テーマが『スカイ・ハイ』。
それゆえに、スカイ・ハイ⇒ミル・マスカラス⇒メキシコ、と、強引に脳内変換されてしまうわけです。

ところでこの曲、全米では最高3位まで上がっていますが、日本でも、このミル・マスカラスの影響が、洋楽ながらオリコンの総合チャートで2位まで上がったらしいです。
さらにオリコンの洋楽チャートでも1977年3月14日付から11週連続1位を記録したとか。
本国イギリスよりも、日本の方で売れたんじゃないかと思わせる曲です。

ちなみにこの『スカイ・ハイ』、シングル盤としては日本オリジナル編集のものもあったそうで、、そちらのB面には黛敏郎作曲の『スポーツ行進曲(日テレのスポーツ番組のテーマソングであり、ジャイアント馬場氏の入場テーマ)』が収録。
さらにそのジャケットには、ミル・マスカラスの写真が使用されているそうです。


実はこの曲、失恋ソングだったようです。


<<音時さんによる和訳はこちら>>


初登場は1975年8月30日の88位。
同年12月6日より2週連続3位を記録しています。



日本盤のシングルB面の曲はこちらになります。




御年76歳!
ミル・マスカラス、渾身のフライング・ボディ・アタックを見よ!