この曲、ジャクソン5もカバーしていたんですね。
収録アルバムは『クリスマス・アルバム』。
そうです、あの有名な『サンタが街にやってくる』が収録されたアルバムです。
数あるクリスマス・キャロル(クリスマス・ソング)の中でも、私のお気に入りの部類に入るのですが、なぜかその知名度はいまひとつ。
かくいう私も、この曲を知ったのは、ほんの3~4年ほど前でした。
そんな『リトル・ドラマー・ボーイ』ですが、歌詞の内容はかなり宗教色が濃い内容となっております。

歌詩は4番まであり、その内容は貧しい生まれの男の子が東方の三博士に呼ばれてベツレヘムへ行き、「お金がないので贈り物はできない」とマリアの許しを得て、生まれたばかりのイエスの前でドラムをたたいたら、イエスが微笑んでいたというもの。ドラムの音が「パ・ラパパンパン」と繰り返されるのが印象的である 。


引用元:"Wikipedia|リトル・ドラマー・ボーイ"


このような歌詞の内容ですから、また古い讃美歌の一説がもとになっているのかと思いきや、この曲が作曲されたのが1941年ということですから、以外にも新しい楽曲だったわけです。
作曲はキャサリン・ケニコット・デーヴィスという女性作曲家。
これまでにこの楽曲は、いろいろな人にカバーされていますが、もっともよく知られているのが、ハリー・シメオン・コラール(ハリー・シメオンと彼の合唱団)のバージョンだといわれています。
こちらのほうは、ジャクソン5のバージョンとは違い、かなり讃美歌色の強いバージョンとなっております。





こちらが、ハリー・シメオンのバージョンです。




せっかっくなので、ジャクソン5の有名なクリスマス・ソングを2曲。
まずは『サンタが街にやってくる』です。




そしてこの曲、『サンタがママにキスをした』。
もしかしたらこの曲、ジャクソン5バージョンが一番有名かも。