リック・アストリーやデッド・オア・アライブ、カイリー・ミノーグにバナナラマ。
私は生まれてこのかた、ディスコやクラブなるものにはいったことがないのですが、ただ、どういったわけか当時ディスコで流れていたような彼らの音楽だけは知っているという、変な男の子でした。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じあほなら踊らにゃそんそん」ではありませんが、私はさながら「聞く阿呆」といったところでしょうか。
そんな「聞く阿呆」の私も、当時はよく聞いた(というより聞かされた)アーティストの1人がマイケル・フォーチュナティです。
1955年生まれの彼は、現在はフランスやベルギーといったフランス語圏で活動していますが、実はイタリア生まれ。
バブル景気真っ只中のディスコ・ブームの追い風に乗って、この曲『ギブ・ミー・アップ』が日本でも大ヒットしました。
さらにこの曲、日本のアイドル的ユニット、BaBeにもカバーされたことでも知られています。
もちろん私は、オリジナルよりもカバーの方を先に知ったわけですが。
たしか『夜のヒットスタジオDX』では、BaBeはマイケル本人と共演。
一緒に『ギブ・ミー・アップ』を歌っていました。
ちなみにこちらのカバー曲、『ザ・ベストテン』では最高位が11位で、ベストテンには入らなかったんですね。
何度もテレビで歌っていたイメージが強かっただけに、ちょっと意外でした。
そんなBaBeも、今や遠い過去の人のようになっていますが、マイケル・フォーチュナティは現在でも精力的に活動中。
2018年と2019年には来日も果たしています。




和訳版はこちら。




こちらがBaBeバージョン。
オリジナル歌詞と内容が全然違います。






こちらが2018年のマイケルさん。
多分、見に来ているのはオッサンとオバちゃんばっか。