Heaven(ヘブン)/Bryan Adams(ブライアン・アダムス)

2024年3月2日土曜日

 

ブライアン・アダムスは1959年11月5日、カナダはオンタリオ州キングストン生まれ。
同姓同名のプロレスラーが存在するようですが、当然ながら彼とは別人です。
この曲『ヘブン』は、世界的に大ヒットしたアルバム『レックレス』からのサード・シングルで、自身初の全米№1シングルです。
ところで以前、この曲をこちらのブライアン・アダムスのことを知らない知人に聞いてもらったことがあるのですが、その感想としては「奇麗な声ですね」でした。
ブライアン・アダムスといえば、その独特のハスキーボイスがトレードマーク。
それを奇麗な声とは…。
たしかに、この曲は奇麗なバラードであるがゆえにそう聞こえるのかなぁ、なんて思う反面、ハスキー・ボイスには奇麗なハスキー・ボイスと奇麗じゃないハスキー・ボイスがあることにも気づかされました。
そう考えると、さながら奇麗なハスキー・ボイスといえばブライアン・アダムスのほかに、ロッド・スチュワート、ジャーニーのスティーヴ・ペリーあたりでしょうか。
奇麗じゃないハスキー・ボイスといえば…。
それはまぁ、皆さんのご判断にお任せします。
ところでこの曲、歌詞の内容はオーソドックスなラブ・ソングですが、それもそのはず。
この楽曲は、当時の彼のマネージャーの結婚祝いのために書いた楽曲だったそうです(何かのテレビ番組でそういっていました)。
ということはこの曲、むしろ長渕剛の『乾杯』に近いものがあるのかもしれません。
なお彼は、そののちには映画『ロビン・フッド』の主題歌を大ヒットさせています。
こちらもバラードナンバー。
本人はロック歌手であることを強く意識しているようですが、いずれもバラード・ナンバーがロックなナンバーを上回るほど大ヒットしているわけですからを飛ばしているわけですから、本人の意図としない成功を収めているといっても過言ではありませんね。


本当はこっちが公式のPVのはずですが。



初登場は1985年4月20日の52位。
同年6月22日より2週連続1位を記録しています。




<<1位を記録したときのヒットチャートはこちら>>
(星船さんのブログより)


和訳版はこちら。
日本のユーチューバーさんによるカバーのようです。




<<音時さんによる和訳はこちら>>


YouTubeではこちらが公式PVになっています。
確かこちらの映像は、当時市販されていたビデオ・クリップ集のみに収録されていたバージョンだったと思うのですが。



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コメント

2 件のコメント :

240 さんのコメント...

ブライアン・アダムス、懐かしいですね。
「レックレス」もよく聴きましたが、この1つ前の「Cuts Like a Knife」が大好きでした。
あのジャケットが大好きで、壁に飾ってましたよ。
そういえば「レックレス」以降のブライアンのアルバムはまともに聴いたことありません。
久しぶりにブライアン、ちょっと聴いてみようかな。

かんた さんのコメント...

240さん、コメントありがとうございます。

Cuts Like a Knife=カツラがないっ!

いや、それはともかく、私も『レックレス』はよく聞きました。
ただ、240さんと同様、『レックレス』以降はあまり聞かなくなりましたでしょうか。
それでも次作の『イン・トゥー・ザ・ファイヤー』からは6枚のシングルがリリースされており、これは『レックレス』の5枚よりも多い数です。
まさに80年代の彼の勢いを象徴しているといえます。