Pictured Life(幻の肖像)/Scorpions(スコーピオンズ)

2024年3月23日土曜日

 

ソックリさん情報。
スコーピオンズのクラウス・マイネとスピッツの草野マサムネ、チープ・トリックのロビン・ザンダーとチャゲ&飛鳥の飛鳥涼。
それぞれ2組同士、歌声が似ているんですね。
それはともかく、今回ご紹介する曲は、そんな草野マサムネに声が似ているクラウス・マイネがボーカルをとるハード・ロック・バンド、スコーピオンズの『幻の肖像』です。
スコーピオンズは1971年にドイツのハノーバーで、ギタリストのルドフル・シェンカーを中心に結成されます。
そしてこのルドルフ・シェンカーこそ、あのマイケル・シェンカーのお兄さん。
彼は弟のマイケルとは違って、サイド・ギター専門。
そのため彼のことを、AC/DCのマルコム・ヤングとともに「サイド・ギターの名手」と呼ばれることもあるとか。
そんなスコーピオンズですが、バンドの名前となったスコーピオンとはご存じ蠍(サソリ)のこと。
そのため、彼らがリリースしたアルバムの邦題には、『恐怖の蠍団』とか『電撃の蠍団』、『復讐の蠍団』に『狂熱の蠍団』といった具合に、蠍がいっぱい出てきます。
こういいうのを知ってしまうと、ビートルズのアルバムの邦題も、よくカブトムシだらけにならなかったなと思ったりも。
そういえば、2014年に解散を発表したときのアルバムタイトルが、『蠍団 とどめの一撃』で、解散撤回・復活を果たした時のアルバムタイトルが『祝杯の蠍団』でした。
もう好きにしてくれ、って感じですけど。

この『幻の肖像』は、1976年にリリースされた彼らの4枚目のアルバム、『狂熱の蠍団』からのシングルカット。
バンドのもう1人の顔ともいえるウリ・ジョンロート(1978年に脱退)のギタープレイも最大の聴きどころです。
ちなみにこの『狂熱の蠍団』のサブタイトルは、『バージン・キラー』というものすごいサブタイトルがついていて、そのサブタイトルがアルバムの原題『Virgin Killer』となるわけです。
そんなものすごいタイトルのアルバムですから、発売当初のジャケットはかなりレアもの。
未成年の女の子のヌード姿が堂々と写っているジャケット写真となっております(その女の子は大人になってから「楽しい思いだだった」と回想しているとのこと)。
まあ、この手の趣味がある方にはたまらないジャケットかとは思いますが、当然、今となってはクレームがついて入手は困難かと。



<<音時さんによる和訳はこちら>>

この曲は、Galneryus(ガルネリウス)というメタル・バンドがカバーしているのですが、このバンド、なんとジャパメタ(日本のヘヴィメタ)・バンドだそうです。
過去には小野正利も在籍していたことがあるそうな。
いつ録音されたのかは不明ですが、ジャパメタの真骨頂ここにアリ! といった仕上がりにになっています。




2006年、ドイツのヴァッケンで行われたライブです。
リード・ギターは、当時ゲストとして参加していた、ウリ・ジョン・ロートが担当しています。



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