That's All(ザッツ・オール)/Genesis(ジェネシス)

2024年3月19日火曜日

 

この曲がヒットしたのは、1983年。
そして私がこの曲を初めて聞いたのが、その5年後ぐらいでしょうか。
そしてこの曲の独特のピアノのイントロを聞いた瞬間、「あれ? これって『サタデー・ナイト・フィーバー』で使われていた曲だよね」って、勘違いしたものです。
しかも、この勘違いを1年以上も続けていたのですから呆れます。
なぜそんな勘違いをしてしまったのかというと、私にもよくわかりません。
この曲の雰囲気といいますか、体を揺らしたくなるようなリズム感が、そうさせたのかな?
しかし、後で調べてみると、この曲は『サタデー・ナイト・フィーバー』とは縁もゆかりもないどころか、発売された年代も思いっきりズレていることが判明。
我ながら、おかしな勘違いをしたものです。
そんな『ザッツ・オール』を歌っているジェネシスは、言わずと知れたイギリスのロック・バンド。
この曲は、彼らの通算12枚目のアルバム『ジェネシス』からのシングル・カット。
もともと彼らは、プログレッシブ・ロックという、ちょっとマイナーなジャンルのバンドででした。
そんな彼らの初代ボーカリストは、以前紹介したピーター・ガブリエル(こちらを参照⇒⇒⇒)。
その彼が70年代半ばに脱退し、現在のフィル・コリンズに代わっていから、よりポップな作風へと変貌を遂げることとなります。
この曲は、そんなポップに染まったころの彼らのヒット曲。
それゆえこの曲『ザッツ・オール』、ビートルズ風のシンプルなポップ・ソングを意識して作られたのだとか。
第一印象が『サタデー・ナイト・フィーバー』だっただけに、ちょっと意外な気がしました。




初登場は1983年11月26日の63位。
翌年2月11日より2週連続6位を記録しています。

※12月31日はビルボードがお休みのため、データはありません。

<<2週連続6位を記録したときのヒット・チャートはこちら>>
(星船さんのブログより)


和訳版はこちら。



<<音時さんによる和訳はこちら>>
音時さんによると、ドラムを兼任しているフィル・コリンズは、なんでもリンゴ・スターのドラムを意識しながらプレイしていたそうです


もう少し上の世代だと、『ザッツ・オール』といえばこちらの曲になるのでしょうか。
ジェネシスの方は、冷めきった夫婦関係を歌って歌で、こちらのジャズの名曲の方は、プロポーズにぴったりの曲だとか。
同じタイトルの曲でも、その内容が真逆というのが面白いです。
サラ・ボーンのバージョンでどうぞ。



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