Get Back(ゲット・バック)/The Beatles(ビートルズ)

2024年4月16日火曜日

 

1968年にリリースされたアルバム『The Beatles(通称「ホワイト・アルバム」)のレコーディング中、音楽性の違い等からメンバーの間で軋轢が生じました。
その空中分解寸前のグループを立て直すために、ポールが「原点に返ろう」と他のメンバーに呼びかけ、行われたのが「ゲット・バック・セッション」。
この曲『Get Back』その「ゲット・バック・セッション」の最中に出来上がった曲です。
ちなみに、そのセッションの模様はドキュメンタリー映画にもなっていて、その映画こそが『レット・イット・ビー』。
そしてそのセッションを基盤とし出来たアルバムこそが、『Let It Be』になるわけです。
最近(2021年11月)では、その模様の映像をさらに8時間(!)にまとめたドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』が、Disney+(ディズニープラス)より配信。
ファンにとっては、「世界遺産クラス」との呼び声も高いとか。
それにしても8時間の映像で熱狂するとなると、それはもはや生活の中心をビートルズにおいているファンでないと、出来ないのかなぁと思ったりもしています。
私はどうなんだろう…。
さすがにそこまでは…。
ところで、この歌詞の一発目に「Jojo」という言葉が出てきますが、これはご存じ、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の元ネタになった言葉です。
ちなみに2番の歌詞では、そのジョジョの箇所が、ロレッタ・マーティンになっています。
つまり歌詞の主人公が、ジョジョからロレッタ・マーティンへと変わったわけですね。
そのため、そのパロディとして、今度は『ロレッタ・マーティンの奇妙な冒険』なるものまでが制作された。
…なんてことは、ないようですね。





初登場は1969年5月10日の10位。
同年5月24日より5週連続1位を記録しています。



<<和訳はこちら>>

こちらは「ゲット・バック・セッション」からのバージョンだと思います。




『【ビートルズ高校】小野リンダ先生』による日本語バージョンです。
コメント欄にも記載されていますが、ラストはほとんど『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』です。



にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ洋楽へ
にほんブログ村

にほんブログ村 音楽ブログ 洋楽へ
にほんブログ村

コメント

2 件のコメント :

ローリングウエスト さんのコメント...

RWが洋楽に嵌った時期は1970年(中1時代)ですが、同年4月にポールがビートルズ脱退宣言をした衝撃的な年でした。夏に映画「レット・イット・ビー」が公開されて早速映画館に直行!「これがあの有名なビートルズなのか・・!」と、初めて生演奏する4人の姿を食い入るように観たものです。当時は各自の顔と名前を覚えるのが精一杯、誰がジョンでどれがポールかも分からず、ましてや各自経歴や互いの人間関係など全く知る由もありませんでした。!2年前にネット配信で見た伝説の「ゲット・バック・セッション」は各セッションの魅力的演奏や仲間同士の生会話を存分に味わえる内容で、ビートルズファンのみならず全てのロックファンにとって歴史的な出来事でしたね!約8時間の映像をぶっ通しで観るのは辛いですが、ネット配信動画は好きな時間にマイペースで鑑賞ができるのも大きな利便性だと新発見しました。

かんた さんのコメント...

ローリングウエストさん、コメントありがとうございます。

そうですね。
当時はまだミュージックビデオなんて、まだまだ一般的じゃなかったし、そのアーティストを知るきっかけも耳から入るのがほとんどでした。
そういえば、弟が初めてビートルズのビジュアルを知ったのは、後期の写真からでした。
その当時のビートルズといえば、ヒッピーやインド思想に影響受けていたせいか、見てくれも長髪で髭面な写真がほとんど。
それを見た弟は、「ビートルズって、男前じゃないよね」でした。
たしかに。
それまでの新御三家やたのきんといったアイドルによって男前の概念を植え付けられた私たちからしてみれば、あの当時のビートルズは、たしかに男前とはいいがたいものがありました。