Happy Ever After(ハッピー・エバー・アフター)/Julia Fordham(ジュリア・フォーダム)

2024年4月6日土曜日

 

だいぶ昔、テレビの深夜番組で、名前は忘れましたがとあるカリスマ・モデルの日常を追ったドキュメンタリーが放映されていました。
その中で、お風呂上がりのリラックスタイムには、この大好きなジュリア・フォーダムの『ハッピー・エバー・アフター』を聞きながら、お肌のお手入れをするのが日課なのだったとか。
そんなイメージが残っているからでしょうか、たまに背の高いお姉ちゃんなんかを見つけると、「この人、ジュリア・フォーダムを聞いてそう」なんて、変な想像を膨らませたりです。

それはさておき、今回の主役、ジュリア・フォーダムは1962年、イギリスはポーツマス生まれのポップス・シンガー兼ジャズ・シンガー。
この『ハッピー・エバー・アフター』は、浅野ゆう子、柳葉敏郎主演のドラマ『ハートに火をつけて』(平成元年放映)では挿入歌として使用されていました。
そのため、日本でもすっかりおなじみとなったわけです。
ちなみに、「ハートに火をつけて」といえば、ドアーズの曲を連想される方もおられるかもしれませんが、そちらとは全く関係ないそうです。
実はこの曲、もともとは南アフリカを舞台に書かれたものらしいです。
それだけに、曲の雰囲気もどこかアフリカのテイストが盛り込まれています。
そんな曲の歌詞の内容はと言うと、「夢と希望に胸を躍らせながら南アフリカにやってきたけれど、思っていたのと違っていた」という、なんとも超現実的な歌詞なんだとか。
まだ当時の南アフリカといえば、まだアパルトヘイト政策が残っていて、情勢が不安定だったことも、この歌詞に影響しているのでしょうね。
曲調が物静かでどこか癒されそうではありますが、歌詞の内容を知ってしまうと、ちょっと癒されないかも。



<<和訳はこちら>>


こちらは、その『ハートに火をつけて』の主題歌です。




彼女は、その美貌から、日本ではこんなCMにも出演していました。



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コメント

2 件のコメント :

みん さんのコメント...

かんたさん、こんばんは。
なつかしさで震えました!
そして、お洒落なモデルでも、背も高くもないですが(涙)
おしゃれ系な音楽は、お手入れにはかかせないかもしれません。


「ハートに火をつけて」は毎週楽しみにしていたドラマで
挿入歌のこの歌も覚えています。
割と、よく「いい雰囲気」な時、この時代のドラマは
サックスがほどよく響く、おしゃれ系を流していましたね。

ドラマのオープニングが特に好きで(杏里の歌)劇中で出てくる
かとうかずこさん部屋に憧れていました。
(部屋の真ん中にシャワーがあるって今考えると湿気大変なんですが)
OLの給料で、東京で、みなさんどれだけのお給料を…な豪華な部屋でした。

歌っておられる方は、知らなかったのですが
美しい方ですね。
車のCMは、昔はとても大人に憧れるような
落ち着いた音楽が多かった気がします。




かんた さんのコメント...

みんさん、コメントありがとうございます。

この曲がドラマで使用されていたことは、今回、記事を書くにあたって初めて知りました。
なるほど、みんさんのコメントを読ませていただいた限りでは、なんだかこの曲、そのドラマに合いそうですね。

>OLの給料で、東京で、みなさんどれだけのお給料を…な豪華な部屋でした。

このドラマは見たことがありませんが、島田紳助さんだったかやしきたかじんさんだったかは忘れましたが、そのことに関してはツッコんでいる人がいました。
「OLが、んな部屋に住めるわけないやろ!」
みたいな感じで。
当時はこのドラマに限らず、「なんでこいつがこんな部屋に住めるんだ」みたいな、無茶苦茶な設定が多かったと聞いています。