Voodoo Chile(ヴ―ドゥー・チャイルド)/Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)

2024年4月9日火曜日

 

Jリーグ界ではよく「レフティ・モンスター」という言葉が使われます。
それはおそらく「左利きの怪物」という意味でしょう。
そのレフティ・モンスターの代表が小倉隆史と中村俊輔です。
では、ロック界におけるレフティ・モンスターはといえば、やはりポール・マッカートニーとジミ・ヘンドリックスではないでしょうか。。
日本では「ジミヘン」の愛称で親しまれている彼は、1942年のシアトル生まれのギタリストです。
デビューアルバム『アー・ユー・エクスペリエンスト?』がリリースされたのが1967年。
『バンド・オブ・ジプシーズ』を最後に他界したのが1970年。
活動期間わずか4年足らずにもかかわらず、数多くのミュージシャンに多大なる影響を及ぼしています。
例えば、「ローリング・ストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」では2003年版と2011年の改訂版の両方で1位を獲得、2010年の「ギター・マガジンが選ぶ! 史上最も偉大なギタリスト100人」でも第1位を獲得。
まさに伝説的ギタリスト兼ミュージシャンです。
そん彼の代表作のひとつが、アルバム『エレクトリック・レディランド』(1968年リリース)に収録されている『ブードゥー・チャイル』です。
実はこの曲ジミ・ヘンドリックス(以下ジミヘン)の楽曲と思われがちですが、本来は、彼が中心になって結成したバンド、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス名義の楽曲ということになっています。
ワウペダルを駆使した独特のギターの音色は、どこか妖しげで、一度聴いたら忘れられられない、そんな楽曲であります。



<<和訳はこちら>>


やっぱりジミヘンの楽曲はライブで聞かないと。




この曲のギターの音は、こうやって出しているようです。




なお、『ヴ―ドゥー・チャイルド』の元ネタは、ブルースの名曲『キャットフィッシュ・ブルース』だといわれています。
ジミヘン自身も、本楽曲をカバーしているみたいです



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コメント

2 件のコメント :

240 さんのコメント...

おはようございます。
こちらでは珍しいチョイスですね。
ジミヘン、大好きです。
彼が偉大だったのは、音楽が先進的だったことです。
後のニューソウルを先取りしていたような楽曲を作ってましたね。
亡くなる直前のジミは実に創造的だったので、もしジミが長生きしていたら、ソウルミュージックもまた違った形になっていたかと思います。

かんた さんのコメント...

240さん、コメントありがとうございます。

>彼が偉大だったのは、音楽が先進的だったことです。

そういった意味で、私は時々、ジミヘンとプリンスがダブってしまうことがあります。
意外にもプリンスって、ギタリストとして過小評価されているところがありますから。

>もしジミが長生きしていたら

何でも噂によると、彼が亡くなる直前にはマイルス・デイヴィスと一緒にレコーディングしていたとの話も。
その音源が見つからないということは、本当に単なる噂だったのか?
それとも、そういう企画が持ち上がったけれど、ジミが亡くなっちゃったから、その話も頓挫してしまったのか?
今となっては永遠の謎です。

噂ついでで申しますと、EL&Pが結成される際、そのメンバー候補の中にジミヘンの名前も挙がっていたとかいなかったとか…。
もしジミヘンがこのプロジェクトに参加していたら、ユニット名も、エマーソン・レイク・ヘンドリックス&パーマーになっていたかもしれません。