99(ナイティナイン)/TOTO(トト)

2024年6月11日火曜日

 

本当はこの曲、昨年の9月9日(土曜日)に投稿するつもりだったのですが、ド忘れしてしまって、今回投稿する形となりました。
では、なぜ9月9日かというと、それはもう曲のタイトルを見てもらえれば一目瞭然かと…
歌っているのはTOTO。
彼らに関しては、もう説明するまでもないと思うのですが、知らない人が見れば、なんだか日本の某企業を連想させたり、サッカーくじを連想したりする人もいるのではないでしょうか?
そうえばメンバーのスティーブ・ル・カサーが、便器を作るメーカーが自分たちのバンド名を起用したということで、「イメージダウンにつながる」といって激怒したという噂も。

ちなみに日本のTOTOは便器を作るメーカーではなく陶器メーカー、発音もトトではなく、トートーになります。
そんなTOTOは1976年に結成。
1983年にはグラミー賞5部門を独占するほどの超人気バンドでありました。
そして今回ご紹介する曲のタイトルは、「99」と書いて「ナイティナイン」と読みます(これまたお笑いタレントを連想させる)。
そしてこの「99」とは女性の名前だそうです。
曲の舞台は人名を番号で管理された近未来で、「99」と呼ばれる女性に恋をするというストーリー。
これは、ジョージ・ルーカスの監督としての処女作『THX 1138』(1971年制作)が、まさにそういった舞台設定で、TOTOはそこからインスパイアを受けたそうです。
どこかしっとりとしたバラードのこの曲は、TOTOの中では『アフリカ』『ロザーナ』に次ぐお気に入りの曲だったのですが、全米ヒットチャートでは26位と、これまたビミョーな位置に。
その後の彼らの破竹の勢いからしてみれば、ちょっと意外といえば意外かもしれません。




初登場は1979年12月22日の85位。
翌年3月15日に最高26位を記録しています。

※12月29日はビルボードがお休みのためデータはありません。


<<最高26位を記録したときのヒットチャートはこちら>>
(星船さんのブログより)


和訳版はこちら。



<<音時さんによる和訳はこちら>>


こちらが元ネタとなったといわれている、ジョージ・ルーカスの処女作『THX 1138』の予告編VTRです。



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