「ボン・ジョヴィの『オールウェイズ』なら何度も聞いた(歌った?)けど、アトランティック・スターの『オールウェイズ』なんて、聞いたこともないぞ」
そんな方、案多いと思われます。
とくに、90年代に青春時代を過ごされた現役世代の方にとっては、洋楽で『オールウェイズ』といえばボン・ジョヴィです。
しかし、80年代に青春時代を過ごした人間からすれば、洋楽の『オールウェイズ』といえばダントツで彼ら、アトランティック・スターになってくるわけです。
デビッド、ウェイン、ジョナサンというルイス3兄弟が中心となっている彼らは、1976年、ニューヨークのホワイト・プレインズで活動をスタートさせました。
当初は8人編成のR&Bバンドだったようですが、金銭的な問題などから、現在はルイス3兄弟に女性ボーカルという編成になっています。
なお、たびたび交代する女性ボーカルに加え、長男(?)のデビッド・ルイスもボーカルを取る、ツイン・ツインボーカル性を採用。
この曲『Always』は、2代目女性ボーカルのバーバラ・ウェザースが在籍していたころの、大ヒット曲。
男女が醸しだすハーモニーが絶妙で、歌詞の内容もこれから人生を共に歩んでいこうとする男女の決意を表したもの。
それゆえに、それこそ80年代に青春時代を過ごした方々が、結婚式のBGMで使用するケースも多かったようです。
ちなみに私の結婚式のBGMはというと…。
まぁ、いろいろと諸事情がございまして…。

余談ではありますが、6月はすっかりジューンブライドが定着しましたが。
その文化を日本に定着させたのが、今年の4月に亡くなられた桂由美さんだったようです。



<<音時さんによる和訳はこちら>>


初登場は1987年3月28日の79位。
同年6月13日に1位を記録しています



<<1位を記録したときのヒットチャートはこちら>>
(星船さんのブログより)


PVバージョンはこちら。




ついでに、こちらの『オールウェイズ』もどうぞ。




The New York Bandというユニットもカバーしていました。




こちらはワーグナーのオペラ『ローエングリン』で演奏される『婚礼の合唱』です。
一昔前までは、結婚式といえばこちらの曲がおなじみでした。
ただし、この曲が使用されているオペラでは、この合唱で結婚した2人はのちに別れてしまうようなんですね。
この事実を知ってしまうと、なんだかこの定番曲も使いづらくなります。