「パリ+オリンピック」
この2つのキーワードから連想する楽曲といえば、思わずこの曲を思い浮かべる日本人も少なからずいたりして…。
実を言うと先日、FMラジオを何気に聞いていたら、突然、この曲が流れてきました。
「今頃なんだ」と思っていたら、なんてことはない、この曲の邦題が『パリの散歩道』。
そして『パリの散歩道』といえば、ゲイリー・ムーアならぬ羽生結弦。
この曲を選曲されたラジオの担当者もそんな連想ゲームから、この時期にこの曲を選曲されたのでしょう。
オリジナルは1979年にリリースされた、ゲイリー・ムーアのシングル曲です。
羽生さんが使用したバージョンは、『ライヴ・アット・ザ・マーキー』に収録されていたものを編集したもので、2013-2014シーズンにわたりショート・プログラムで使用されていました。
ちなみに、これはもう伝説的になっているのですが、羽生さんがソチ五輪で金メダルを取ったあと、日本でもこの楽曲は大いに話題になり、レコチョクの洋楽配信チャートでは9日間連続で1位を獲得したとのこと。
この時期は羽生さんが、話題をかっさらった時期でした。


ところで、そのゲイリー・ムーアですが、彼は1952年4月4日の北アイルランド生まれ。
『パリの散歩道』は、かつてシン・リジィで活動を共にしたフィル・ライノットとの共作です。
なお、フィルはシングル・バージョンではボーカルも担当。
ゲイリーは2011年の2月6日に他界しますが、羽生さんが『パリの散歩道』で金メダルを獲得したのは、彼の命日の8日後でした。


PS:
生涯2度目のコロナ感染により、更新とコメント返しが滞ってしまい、申し訳ありませんでした。




羽入さんが五輪で使用したライブ・バージョンはこちらです。




もうあれから10年になるんですねぇ…。
羽生さんのソチ・オリンピックでの演技です。