先日、FMラジオでこの曲が流れてきたのを聞いて、一瞬、ワム!の『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』のカバー・バージョンかと思いました。
でも、よく聞けば違う曲でした。
あとで調べたところ、その曲は、リンダ・ロンンシュタットの『ヒート・ウェイブ』という曲。
70年代に活躍したアーティストなので、彼女に関しては名前ぐらいしか知らないのですが、どうやらジョージ・マイケルは、この曲からインスピレーションを受けて『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』を作った模様。
ビートの刻み方なんて、まさにソックリ。
といっても、これはまったくの私の個人的な見解なわけですが。
さらに調べていけば、このオリジナルはマーサ&ザ・ヴァンデラスという女性コーラスグループが1963年に出したヒット曲。
しかも彼女たち、モータウン傘下のレーベルのアーティストといいますから、なるほどです。
先ほどの私の見解もまんざらではなさそうですね。
ちなみに、ミック・ジャガーとデビッド・ボウィがデュエット・カバーしたことで知られる『ダンシング・イン・ザ・ストリート』も、彼女たちだったんですね。

さて、本記事のメインのリンダ・ロンシュタット・バージョンの方ですが、もともとはこの曲、ニール・ヤングのカバー曲『バラのいたずら』のB面に収録されていたそうです。
ただ、ラジオのDJは『ヒート・ウェイブ』の方を好んでかけていたため、そのことがきっかけで『バラのいたずら』も大ヒットしたらしいです(Wikipediaより)




初登場は1975年9月6日の73位。
同年11月15日に最高5位を記録しています。



<<音時さんによる和訳及び、最高5位を記録したときのヒットチャートはこちら>>


オリジナルはこちら。
う~ん、やっぱりこの映像、軽いノリの『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』といった感じです。