本日はオリビアの一周忌です。
「あれから、オリビアの曲に興味が湧きましたか?」と尋ねられれば、「う~ん…」ですかね。
やっぱりこの年になってくると、何か新しいものを自分の中に取り入れようという気力が、徐々に薄れてきます。
そんなオリビア・ニュートン・ジョンですが、1年前に紹介した『フィジカル』に次いで、もっとも有名な楽曲の1つが、なんといってもこの曲『カントリー・ロード』です。
この曲はご存じ、元ネタはジョン・デンバー。
1971年に全米2位にまでヒットした曲を、73年にオリビアがカバーしました。
この曲、英国では最高15位にとどまりましたが、日本のオリコン洋楽チャートでは15週連続1位。
総合チャートでも最高6位を記録するほど、我が国では親しまれている、オリビア・ニュートン=ジョンのもう1つの代表曲です。
そしてこれ、ぜんぜん知らなかったのですが、スタジオ・ジブリの『耳をすませば』では、オリビアのバージョンがオープニング曲として使用されていたようです。
なるほど、どうりで本名陽子のバージョンが、ジョン・デンバーではなくオリビアのバージョンに寄せているはずです。
ところでこの曲、オリビア以外にも色んな人がカバーしていて、私が一番驚いたのが、あの『Mr.Boo!』でおなじみの、リッキー・ホイもカバーしていました。
あの映画のイメージが強いだけに、リッキーと『カントリー・ロード』が結びつかないような…。
でも、音源を聞いてみたら、意外にも真面目にカバーしていました。





オリジナルのジョン・デンバーのバージョンです。
こちらの邦題は『故郷へかえりたい』でした。



<<音時さんによる和訳はこちら>>


オリジナルのジョン・デンバーのチャート・アクションはこちら。1971年4月10日に初登場99位。
同年8月28日に最高2位を記録しています。
意外にも1位じゃなかったんですね。



『耳をすませば』で有名になった本名陽子バージョンはこちらです。




もうすぐ、ワールド・カップが始まるということで。




ついでに、リッキー・ホイのバージョンも。