2年前の2月に音時さんがこの曲を紹介されたとき、なぜかコメント欄には北京オリンピックの話題で盛り上がっていました。
何ゆえか?
っと思ったら、なんてことはない、その大会の女子スノーボードの競技で、日本代表の村瀬心椛(ここも)選手が銅メダルを獲得した時期と重なったからです。
さて、そうなってくると、SNS上でもその話題で盛り上がるわけで、「きっと両親がビーチボーイズが好きだったんだ」なんて、身勝手な憶測も飛び交ったりです。
コメンテイターでおなじみのデーブ・スペクター氏も、「入場曲はビーチボーイズの『ココモ』にすべきだ」などと提案されていましたから、彼女の名前はビーチボーイズのファンのみならず、洋楽好きなオジサンたちの心をぐっと掴んでしまったようです。

それはともかく、この『ココモ』は、ご存じビーチボーイズの大ヒット曲。
もともとはトム・クルーズ主演の映画『カクテル』の主題歌で、そのタイアップのかいあってか、彼らからすれば1966年の『グッド・バイブレーション』以来22年ぶりの全米№1になります。
ただしWikipediaによると、ビーチボーイズの"顔"とも言うべきブライアン・ウイルソンは、ソングライティングにもレコーディングにも顔を出していない模様。
おまけにPVにも出演していないわけですから、往年のファンとしては複雑だったのではないでしょうか?
なお、ブライアンはこの曲を初めてラジオで聞いたとき、「ビーチボーイズの曲だとわからなかった」そうです(英語版Wikipediaより)。

その後は、1989年には『ココモ』のスペイン語バージョンが録音され、その時はブライアンもレコーディングに参加しています。





初登場は1988年9月3日の96位。
同年11月5日に1位を記録しています。




和訳版はこちら。



<<音時さんによる和訳はこちら>>


こちらがそのスペイン語バージョンです。