Who Can It Be Now?(ノックは夜中に)/Men At Work(メン・アット・ワーク)

2023年6月13日火曜日

 

先日の上岡龍太郎さんの訃報を聞いて、なぜかこの曲を思い出しました。
この曲の邦題が『ノックは夜中に』。
もうお分かりかと思いますが、やはり関西人の私としては、この字面を見れば、思わず『ノックは無用!』を連想させてしまいます。
関西ローカルのお昼の番組で、毎週土曜日に放映されていました。
司会は上岡龍太郎さんと、その元相方の横山ノックさん。
Wikipediaによれば(記載されていたことにビックリ!)1975年から1997年の22年間にわたって"関西のお昼の顔"として放送されていたわけですから、そりゃ、そうなります。
ただし私は、その番組は、それほど見ていませんでしたけど。
ちなみに、上岡龍太郎の弟子のぜんじろうのお母さんは、「『さんまのまんま』と『ノックは無用!』に出てないやつは、一流芸能人とは認めない!」だったそうです。
で、今回の話題はそれではなく、『ノックは夜中に(関西人なら「横山ノックは夜中に」と解釈してしまう?)』の方。
こちらはご存じ、オーストラリアを代表するロックバンド、メン・アットワークの1981年の代表曲。
ただし、このタイトルを翻訳すると、「こんな時間に(ノックしてくる奴は)誰だ?」になるそう。
つまり、邦題とは逆なんですね。
バンドのボーカリストであるコリン・ヘイが、無名時代に住んでいたマンションの隣人というのが、麻薬のディーラーだった人。
さらに当時のコリンは、精神的にも金銭的も追い詰められていた時期でもあって、部屋をノックされるたびにおびえていたのだそうです。
おそらくこの曲は、そんな背景から生まれたのでしょう。
でも私は、『ノックは夜中に』という邦題も捨てがたいと思ってしまうのは、やはり関西人だから?




<<音時さんによる和訳はこちら>>


初登場は1982年7月3日の106位。
同年10月31日に1位を記録しています。

※1983年1月1日はBillboardがお休みのためデータはありません。


<<1位を記録したときのヒットチャートはこちら>>
(星船さんのブログより)


かなり画質は荒いですが




2003年にはアコースティック・バージョンもリリースされているみたいです。



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